重馬場だけに、時計やラップに説得力はないクリサンセマムだが、直線1Fで二の脚を使って後続に0秒3差。尾っぽを振り振り、危なっかしい気性の持ち主とはいえ、鞍上の岩田も、早め先頭でクセは掴んだ。
　
　古馬勢は、確たる降級馬不在。タマモグランプリ、シンボリニース、スズカファルコンを順に置いたが、ジリ脚が揃って連下は小波乱。

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　キングウェールズは現級2着4回と力上位の存在。前走は5着だが、立ち回りひとつで巻き返せる。タマモグランプリは今年に入ってか4、4、2、3着と安定したレースぶり。今回も同舞台で大崩れはない。シンボリニースの前走は9番人気も、◎○に先着しての2着で軽視禁物。クリサンセマムは前走の勝ちっぷりなら、古馬相手でも面白い。スズカファルコン、デーヴァローカ、ヤマニンシバルリーを押さえる。