先週から開幕した小倉競馬ですが、2日目に行われた芝1200mの
筑紫特別(500万下)を勝ったのは坂路調教馬の
ハノハノでした。
その最終追い切りは坂路4F51.3秒で出走メンバー最速の最終追い切り時計。非常に時計の速い小倉芝ですから、坂路追い切りで見せたスピードがそのままレースでも活かされるということなのでしょう。
出走メンバーで最速の最終追い切り栗東坂路をこなしたのが
ディアブラーダ。その時計は4F52.1秒ですから、2位
テラノチェリーに0.5秒をつけています。
◎
ディアブラーダは3走前に1000万下で17着の惨敗を喫していますが「敗因は馬場」と佐々木調教師。発表こそ良馬場でしたが、雨の影響が残って時計の掛かる馬場になっていたのが確実な敗因です。
今回は休養明け3走目ですが、使えば使うほど良化する形で体調がアップ。だからこそ中2週でも3本の坂路調教ができ、最終追い切りでは自己ベストを更新する時計を出すことができたのでしょう。
○
テラノチェリーは休養明けですが、調教本数はしっかりこなしており、2走前小倉芝1200m、1着時とほぼ同じ追い切りラップで仕上げてきました。
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タニノスバルは日曜一杯追い、水曜馬なり追いの
村山明厩舎の鉄板調教、△
リッピアピンクは5走前小倉芝1200m1着時と同じ標準坂路、△
ニホンピログッデンは7月31日の栗東坂路4F50.6秒のスピード調教が魅力。