【ちょい荒れ】ダンツミュータントは、古馬混合戦の北海道シリーズを、2・2着と奮闘。現地競馬ゆえ、馬体減もなく、追い切りもメニュー通り。新馬勝ちは阪神の1400m。距離延長も問題なし。よほどひどい出遅れでもない限り、ここは順番。ウィリアムスの好騎乗もあったが、ビーチパレードの前走・1分33秒8は、ちゃんと評価。サニーヘイローも、東京マイルに1分34秒3の好タイム勝ちあり。札幌の1500mは、イメージと合致する。モツれて、モスカートローザの地力。御当地馬プラネットの激変を連穴に一考。

　今週から札幌開催。せっかくの開催替わりなので、そのタイミングならではの馬券を……という見地から、芝1500mのレースを選択してみた。

　札幌芝1500mは内枠有利で有名なコース。まして開幕週となれば、さらに内は有利になるはず。ただ、1番枠のタガノプリンスは近走の着順があまりに悪いので、2番枠の◎ビーチパレードを中心としてみた。勝ち切るというよりは安定味タイプなのでアタマ付けにするのはやや怖い面もあるが、500万条件でこの枠順ならばさすがに1着もあると考えての本命だ。

　ただ、ウィリアムズ騎手で2走連続かなりハードな競馬をした直後なので、その反動が来る可能性も視野に入れておかねばならない。そこで馬券は○モスカートローザの1着も含めた3連単のフォーメーションとしておきたい。

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【波乱含み】難解な一戦。中心は上級でも善戦していたビーチパレードが妥当だろう。ダンツミュータントは距離延長だが実力的に上位。サニーヘイローは立ち回り次第で流れ込みが狙えそうだ。フレイムオブピースは素質十分で初芝での一発に要警戒。アールデュランは昇級戦だがメンバー的にマークが必要だ。仕上がり良好のクールスターが穴。

　◎サニーヘイローは「キングヘイロー×トニービン」という組み合わせ。母サニークラシックは未勝利馬だが、皐月賞と日本ダービーの二冠を制したサニーブライアンの半妹にあたる。ここ3戦は芝1200mを使っているが、配合的にスプリンターではなく、マイル前後の洋芝で持ち味を発揮するタイプだろう。札幌1500mは条件的に合うはず。

　キングヘイロー産駒はこのコースで連対率23.8％、単勝回収率435％、複勝回収率141％と好成績。前走の長万部特別は5着だが、勝ち馬とは0秒1差で、序盤で位置取りを悪くしたロスがあったにもかかわらず大外から鋭く伸びてきた。今回は楽に好位を取れるメンバー構成なので楽しめそうだ。