【ほぼ順当】
ローマンレジェンドの上昇ぶりには目を見張る。ダートの全成績は7戦・6勝、2着1回。明け4歳となった本年は、
上賀茂S、灘Sと時計を更新しながらの連勝。特に前回の
ジュライSは、パサパサの良馬場で1分49秒4。先行馬に取りつく脚も速かったが、交わし去ったあともグイグイとハミをとり二着馬を6馬身と引き離す独走。1000m通過が59秒6-マイル通過・1分36秒3というラップにも、小回り1700ダート対応能力が見て取れる。ダートの頂を目指すための、超えるべき壁は
エスポワールシチー。積み重ねてきたGIは6つ、7歳の夏を迎えても帝王賞2着と健在ぶりを示している。地方交流重賞ながら、59キロを背負い名古屋大賞典でレコード勝ち。フラットコースなら末もそう甘くはならない。
サイレントメロディは、GIIIの
マーチS・前走の
しらかばS勝ちでオープンを2勝。距離やコース、時計対応等、予想以上の急ピッチで成長を遂げている。前走の着差はアタマながらゴール前の脚色は断然。馬体の造りにもまだ余裕があった。斤量増がカギになるが、
グランドシチーは近三走のオープンで2着3回。距離を問わずマクり気味に堅実に末を伸ばしている。
しらかばS2着馬
セイリオスも、今季は走りに無駄がない。人気上位馬は先行脚質。
エーシンモアオバーは、早めに来られるとつらいか。