今週土曜日の新潟競馬場でのメインレースは芝1400mのオープンクラス戦、朱鷺Sです。

　本命にはレオアクティブを推します。今回のメンバーの中で唯一の3歳牡馬ですが、斤量が53キロと最も軽量となっており魅力的です。さらに3歳戦重賞ではありますが、京王杯2歳Sを勝っており、GIの朝日杯でも3着と好走していて、3歳馬の中でも実力は上位です。脚質的のも直線の長い新潟コースが向いているので、この馬を軸とします。

　対抗にはサンディエゴシチーです。1年以上の休みから復帰して今回で3走目ですが、復帰初戦は5着で、2戦目は3着と安定した成績を残しています。2年前のことになりますがオープンクラスを勝っており、斤量も55キロとハンデ頭より2キロ軽量となっているので、期待できます。

　3番手にはアンシェルブルーを推します。オープンクラスで好走しており、重賞のスプリント戦でも好走実績があります。今回初めての新潟コースとなりますが、東京コースでの実績もあり、左回りは苦にしないので期待します。

　押さえには春に重賞で好走したレオプライムと連勝と勢いのあるウインドジャズです。

東大ホースメンクラブ　キャラメル

　◎はマンハッタンカフェ×ラーイ×ミスプロだからメイショウクオリアと7/8同血だが、こちらのほうがラーイのマイラーっぽさがオンになっている。父中距離×母マイラーの組み合わせは先行力や機動力に富んだ脚質になりやすいが、◎もデビューから札幌で3連勝したように小回り向きの機動力があり、叩き3走目で内回りの1400m、ここは機動力で差せるとみた。○もずっと1400mベストと書いてきた馬で、たまに出遅れるのが難だが好位で流れに乗れれば昨年の阪神牝馬S2着ぐらいは走れる。

【上位拮抗】レオプライムはこの春に力をつけた1頭。休み明けも問題ないタイプで好勝負が期待できる。インプレスウィナーは乗り難しさあるタイプも1400mベストで巻き返しが望める。レオアクティブも態勢整う。古馬OP初挑戦も能力上位は明らか。前走度外視できるオウケンサクラも上位を伺う。素軽いアンシェルブルーに使われつつ上昇のサンディエゴシチーや連勝中のウインドジャズも侮れない。

【レオ対レオ】レオアクティブは、京王杯2歳S優勝馬。2歳暮れは朝日杯FS、明けて3歳の春はNHKマイルCを目標に、大事に乗られてきたが、ある程度先に行ってみたり、末脚に徹してみたりと、工夫を凝らしてはみたものの、基本的にマイルは1Fが長い。新潟1400mは、たぶん条件とすればベスト。同じ控える競馬にしても、余裕をもって対応できるのではないか。京王杯SC・上がり32秒8のレオプライムとの叩き合いが第一本線。割って入ればサンディエゴシチー。馬柱からは感じにくくなったが、同馬の本質も1400-1600mにあり。オウケンサクラの流れ込み。持ち時計がどうかだが、ウインドジャズは、とにかく今、異様に具合がいい。

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