【連軸不動】ひも解けばルルーシュは、札幌2歳S4着で、一度はクラシックの主役もあるかと、将来を嘱望された血統馬。3歳早期に、東京の2000m戦で上がり33秒3をマークするなど、能力の在り処を数字として、幾度か残している。パワーを要する洋芝も望むところ。のちのためにも、まずはOPで結果を残しておきたい。ミッキーパンプキンは、大阪城Sを逃げ切り勝ち。ここは先手の利あり。昨年の巴賞は、出遅れて自分の形に持ち込めなかったが(それでも0秒2差)、今年は北海道への輸送を無事クリアできている(イレ込んで、煽る可能性が少なくなった)。ホッカイカンティは、一昨年・昨年と、函館のOP特別を2・1着。良績のある当該コースに合わせるかのように、漸次戦績も上向きだ。トウカイパラダイスは、洋芝はいいが、距離1800mが微妙。サンディエゴシチー、アリゼオも、まだ終わっていない。

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【混戦】難解な一戦。一応の中心には先行差しができるミッキーパンプキンを指名。アリゼオは長休明けだが乗り込み入念でいきなりから期待可能だ。ホッカイカンティは函館2戦2連対で今回もチャンス。サンディエゴシチーは叩き2走目で前進の可能性が考えられる。ルルーシュは格上挑戦も素質非凡で穴に警戒。トウカイパラダイスは距離微妙も流れ込む可能性は秘めている。