【連下小波乱】オーラレガーレは、昨夏の北海道シリーズで、500万・1000万を連勝。いわば当該1000m仕様の、短距離ダートのスペシャリスト。一年たっての降級。ここで勝ち負けできないと、存在価値がない?(笑)。6月13日に函館入り。調教過程も順調だ。2歳時だけに、軽く扱われがちだが、アンリヴィールドの、新馬・500万の勝ち時計は、精査すると味のある好タイム。能力で単。グランデワイルド、マイディアソング、ケージーヨシツネも、1000ダートこそが働きどころとみて、馬体を緩めずガンガンくる。

　函館ダート1000mはやはり逃げて押し切りのパターンを狙いたいところ。本来ならば▲タムロウイングが速いと思うのだが、昨年のこのレースで2着して以来1年ぶりとなると、さすがに本命には推せない。

　◎はギガワット。成績だけ見ると1000万条件では全く足りないように見えるが、これは昇級後の4レースがすべて1200m戦だったことも影響している。前々走のようにハナへ行ったレースもあるし、まるっきり力不足というわけではない。

　今回は1番枠ということもあり、腹をくくって前へは行くはず。あとはどれだけ粘れるか。末が甘くなって2着、3着ということはもちろん考えられるので、馬券は◎軸1頭の3連複ということにする。△オーラレガーレのような本来格上だが近走不振という馬が精彩を欠くようだと、特に先行勢のチャンスは増す。

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【混戦】オーラレガーレはこの距離最適で、降級戦なら力量上位。トレボーネは函館得意で昇級戦でも好勝負が期待可能だ。マイディアソングも今の勢いなら昇級でも引き続きチャンス。グランデワイルドも展開次第で上位争いに加われる。アンリヴィールドは長休明けだが素質的に一考可能。ケージーヨシツネはスピードがいきれば残り目が十分あるだろう。