近走内容がそれなりに良い馬が揃い、難解な一戦。こういう時には、共通の物差しがない相互の成績を比較し合うよりも、ひとつの基準で◎○をビシっと決めたほうがいい。
今回私が用いる基準というか方針は、「3歳馬重視」だ。例年だと夏競馬の1000万条件戦では3歳馬と4歳馬の成績が比較的近く、かつ5歳以上馬を大きく引き離すものである。しかし、今年は3歳馬が強く、特に芝のレースではその傾向が強くなっている。
その3歳馬の中でも、例年アテにしやすいのが「オープンや重賞を使われていた馬が自己条件に戻ってきたパターン」だ。今回の◎
ハイクラウンと○
ニューダイナスティはいずれもそれに該当する。
ハイクラウンは、これまで好走したレースはすべて好位をキープした場合のみ。
ニューダイナスティもスムースな先行が必要だが、11頭という頭数はいずれに対しても追い風になるだろう。