【伏兵注意】休み明けもここを目標に仕上がり良好のロンギングスターを本命に推す。対抗にはここに来て力をつけてきたヒラボクビジン。昇級も素質十分のコンノートは休養を挟んだが気配上々。アイノカゼはしぶとさ見せた前走内容が評価できる。トキノフウジンも態勢整い侮れない。デンコウヤマトとスーブルソーも力差なく要注意。

【サウスポー】ロンギングスターは、当該マイル・現級を、1分36秒1で勝ち抜けたサウスポー。東京開催に照準を絞り、乗り込みも入念。週中の雨で時計が速くなるようなら、信頼度も一割増し。コンノートは、前回の中山戦を、後続を0秒6とチギる楽勝。ベタベタの不良馬場で1分52秒1も速い。もちろん、良馬場のパワー勝負も兼備。ロンギングが、パサパサの砂に泣くようなら逆転も。デンコウヤマトも、脚抜きのいいダートなら、末脚炸裂。武幸四郎の天才は、まだ衰えていない(たぶん)。

　東京ダート1600mは極端にではないが外枠有利のコース。今回はメンバー構成的にも外寄りに有力馬が入り、その中から連対馬が出ると見る。

　中でも注目したいのが◎デンコウヤマトだ。昨秋はこのクラスで3、2、2着。うち2レースは東京ダート1600mでのもの。その後は武豊→小島太一小島太一で6、7、7着だったが、一番調子が悪かった時期の武豊から小島太一という流れは正直に言ってマイナス。今回は武幸四郎騎手に乗り替わるが、同騎手では昨暮に中山での2着があり、プラスに働くと期待していいだろう。

　○にスーブルソー。準オープンに昇級して10着・10着とそれまでの勢いが止まったときにはクラスの壁かと思ったが、前走で3着と前進。まだ10戦しか消化していない馬だけに、クラス慣れしたらあっさりというシーンも考えられる。

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