【頭堅い】OPで好走実績持つアルゴリズムは休み明けを叩かれ気配前走以上。勝ち上がりを決めたい1戦。2走前にクラス勝利のセイカプリコーンも使われた効果は大きく上位争い必至。エーシンハダルは地力つけており仕上がりも良好。ユキノキラメキは堅実なレース運びが魅力。アイディンパワーは展開次第で浮上。ムスタングリーダーはコース替わりに昇期待。トラバントも上位を狙える位置にいる。

【波乱含み】アルゴリズムは、前年12月に準OPを卒業。オープンの大和S2着もある降級馬。「正直もうひと追い足りない」デキで、休み明けの前走を2着。まだビシビシ追い切れない面は残るが、前走が480キロ。輸送で多少細くなっても、オツリはあるとみた。芝を挟んだり、対戦成績がないぶん、印象は地味だが、ユキノキラメキは、1400ダートに1分23秒半ばの良質な持ち時計と連対実績あり。軽く単複も買ってみたい。セイカプリコーンは、同じ休み明け、同じレースで、本命馬と0秒5差。上積みを考慮しても、逆転までは、やや苦しいか。他力本願だが、ツボにハマれば、トキノフウジン、オリオンザポラリスがゴール前一気に台頭。

　関西馬だらけ、かつ休み明けの馬多数というメンバー構成。ここは人気だろうが休み明けを使われた◎アルゴリズム、○セイカプリコーンを重視したい。

　この2頭はともにサンデーサイレンス系。東京ダート1400mは下級条件だとダート色の強い血統が上位を占めることが多いが、クラスが上がるにつれて一見芝もいけそうな種牡馬の産駒が台頭してくる。また、脚質的には前付けできるだけの馬は昇級するにつれ苦しくなってくるが、この2頭はある程度位置が取れる自在型ということで安心感もある。

　2頭とも勝ち切るというよりは安定味タイプだが、今回は先述したようにレース間隔の開いている馬が多いだけに、相対的に有利な立場。特にアルゴリズムは現級というよりオープンでの勝ち負けを期待される馬だし、4歳の秋を迎えた今ならば関東への遠征も大きなリスクにはならないだろう。

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