距離が芝3200mから芝2000mに短縮されたS59年以降の28年間から、■消える馬・□残る馬をチェック。なお、データ中の「着外」は4着以下、H14年は代替中山開催。
■1.
ナカヤマナイト…2000m戦を4回以上走って0勝、または10回以上走って1勝の斤量58キロ馬[0-0-0-30]。9番馬も該当
■2.
シルポート…前走9月以降のレース1秒以上敗退で斤量増加は[0-0-0-35]。3・10・17番馬も該当
■3.
ネヴァブション…キャリア25戦以上で前走1秒以上敗退は[0-0-0-38]。このうち、キャリア30戦以上で前走日本のレース10着以下かつ1秒以上敗退馬は6頭いて、すべて本番も10着以下。2・7・8・17番馬も該当
□4.
フェノーメノ…3歳馬は[2-4-2-16]。このうち、
(a)芝3勝以下は×
(b)前走G2以下芝良馬場で着外は×
(c)前2走内に10着以下大敗×
以上の3項目クリアの3歳馬は[2-4-2-0]。16番馬も該当
■5.
サダムパテック…前走重賞1着を除く1800m未満使用は[0-0-0-25]。このなかには、前走芝G1戦2着馬が3頭いたが馬券に絡まず
□6.
ルーラーシップ…年明け3戦以上消化し、前2走内にG1
宝塚記念3着内の好走がある馬は[7-7-2-19]。このうち、
(a)芝5勝以上
(b)左芝2回以上走って0勝は×
(c)
宝塚記念の前走にG1戦連対あり
(d)キャリア20戦以下
(e)2か月以上休養し体重10キロ以上減は×
以上の5項目クリア馬は[7-0-0-1]。着外1回は、H3年の
メジロマックイーンの1位降着
■7.
アーネストリー…前走日本の芝で1秒5以上惨敗馬のうち左芝(H14年は右芝)1勝以下は[0-0-0-22]。10・17・18番馬も該当
■8.
ジャガーメイル…前2走とも連対外の7歳以上高齢馬は[0-0-0-23]。このうち15頭がフタ桁着順。2・3・7・17番馬も該当
■9.
ダイワファルコン…前3走内にG3以下戦、斤量57キロ未満で6着以下かつ0秒6(約3馬身)以上敗退があった斤量58キロ馬は[0-0-0-31]。3番馬も該当
■10.
フェデラリスト…前走
ステップ戦のG2
毎日王冠で6着以下かつ0秒8以上敗退のうえに斤量増加は[0-0-0-25]。2番馬も該当
■11.
ジャスタウェイ…前走芝良・稍重で敗退のうえに斤量2キロ以上増加は[0-0-0-24]
■12.
エイシンフラッシュ…左芝(H14年は右芝)連対率5割未満馬のうち、前2走とも1600m以上2500m未満のレース、斤量58キロ以下で着外かつ0秒2以上敗退のうえに斤量増加は[0-0-0-32]。2・3・17番馬も該当
□13.
ダークシャドウ…左芝(H14年中山右芝除く)を4回以上走って連対率が8割以上の左利き牡馬は[4-5-4-4]。このうち、
(a)前3走内にG3以下戦、斤量56キロ以下敗退が2回以上は×
(b)前走2200m以下芝良・稍重で0秒6以上敗退は×
(c)前3走内2500m以上の長距離戦を2回以上使用は×
(d)2000mで連対なしは×
(e)芝3勝以下は×
以上の5項目クリア馬は[4-5-0-0]。4番馬も該当。
■14.
トランスワープ…前2走ともG3以下戦使用馬のうち、前走芝良・稍重のレース敗退もしくは1馬身未満辛勝で斤量増加は[0-0-0-40]
■15.
トーセンジョーダン…キャリア20戦以上の6歳以上馬で、2か月以上の休養馬は[0-0-0-29]。前走G1戦連対馬が4頭いたが馬券に絡まず
□16.
カレンブラックヒル…1800m戦3着内が1回以下かつ2000m以上で連対がない馬は[1-0-1-10]。好走例が少なく、中心視は微妙。また、枠順も15番から外は[2-2-2-65]で、このうち2000m以上0勝馬は[0-0-0-13]
■17.
マイネルスターリー…前2走とも斤量57キロ以下で6着以下だった斤量58キロ馬は[0-0-0-19]。18頭までがフタ桁着順。3番馬も該当
■18.
トゥザグローリー…前3走内に1800m以上2300m未満の中距離戦で6着以下が2回以上ある斤量58キロ馬は[0-0-0-42]。3・7・9・10・12・17番馬も該当。
日曜午後からの降雨予報で馬場状態が気がかり。重得意の
シルポートが好枠を利して果敢に逃げ、穴に不気味な存在も、2000m以上は4戦すべて1秒以上惨敗と直線失速。なら、不良馬場のG2戦2勝がある
ルーラーシップの
パワー炸裂、待望のG1奪取だ。コース巧者
ダークシャドウが相手。3歳馬では適性重視
フェノーメノが一歩リード。距離未知数
カレンブラックヒルは枠順からも強気には推せない。