【
ルルーシュ以上】7月初期の函館開催で、しかも走破タイムは1分53秒7。人々の記憶から遠のき、数字的にも凡庸に映る
レッドレイヴンの新馬戦だが、ハミをとっての伸び脚。グイと馬群を割ったレース内容は実に秀逸。世代や血統こそ異なるものの、例えて言うなら、北海道シリーズの
ルルーシュ--あの新馬に酷似している。直前の追い切りはPコースで67秒台と、比較的軽め。ただ、一週前に61秒5。負荷の高いWでも、その
ルルーシュを相手に追走併入。確たる時計もしくはラップをもって百日草を勝ち抜き、クラシックに名乗り。
タイセイポラリスも、W・64秒4の猛タイムに、資質が見え隠れ。新馬の福島は重馬場。こちらも時計は平凡だったが、ポテンシャルを感じる動き。
セキショウ、
コスモハヤブサは、新潟の1800mの好記録を中央に持ち込んではいるが、両馬ともに、馬体の造りに、やや限界あり。