実施時期が4月中山から11月東京に変更されたS59年以降の28年間から、■消える馬・□残る馬をチェック。なお、「着外」は4着以下、H14年は代替中山開催。
■1.
ビートブラック…前4走内に1800m以上の芝良・稍重で6着以下かつ0秒8以上敗退が3回以上ある馬は、前走10月以降の重賞戦3着内の好走馬を除き[0-0-3-43]。前走取消でひと叩きできなかったのは痛い。10・15番馬も該当
■2.
イケドラゴン…左回りの芝(H14年は右芝)を15回以上走って3勝以下は[0-0-1-21]。着外馬21頭はすべて着順掲示板外だった。5・10・13番馬も該当
□3.
マイネルマーク…前走1000万戦使用馬は[1-7-6-12]、1勝のみも複勝率.538と健闘している。このうち、
(a)前走ダート使用や前2走内に0秒4以上敗退あり×
(b)5歳以上×
(c)左芝3回以上走って連対が1回以下×
(d)斤量減が2キロ以下は×
(e)芝連対が5回以下のハンデ54キロ以上は×
以上の5項目クリア馬は[1-7-0-0]
□4.
ルルーシュ…芝3勝以上の5歳以下馬で、前2走ともOP以上戦(牝馬限定除く)5着内の安定した成績を残していた馬のうち、前走9月後半以降のOP戦1着、重賞戦3着内or0秒5差内好走していた馬は[6-3-2-11]。このうち、
(a)前2走とも1800m以下使用は×
(b)3走前に10着以下or1秒以上大敗は×
(c)体重10キロ以上増加は×
以上の3項目クリア馬は[6-3-1-4]、連対率.643で、着順掲示板を外したのは1頭だけ。9番馬も該当
■5.
アースシンボル…前3走内に重賞戦3着内の好走歴がなく、前走非重賞戦6着以下かつ0秒6以上敗退馬は[0-0-2-44]
■6.
トウカイパラダイス…前走(体重増減10キロ以上時除く)G2戦着外、G3以下戦連対外の2か月以上休養馬は[0-0-0-22]。2番馬も該当
□7.
ムスカテール…前走10月以降の2000m以上芝の条件戦で2馬身以上快勝の牡馬は[1-2-0-2]で、着外馬もしっかりと着順掲示板は確保していた
■8.
オウケンブルースリ…前2走とも2200m以上戦で3着内の好走をはたしていた馬を除く7歳以上の高齢馬は[0-0-1-43]。前走G2戦で0秒1差内の好走馬が2頭いたが連には絡まず
□9.
ギュスターヴクライ…前走9月以降のG2戦(牝馬限定戦除く)で3着内好走していた左芝2勝以上の6歳以下馬は[1-2-2-4]、複勝率.556
■10.
トウカイトリック…前走着外の7歳以上高齢馬は[0-0-0-35]。2、5、13番馬も該当
□11.
オーシャンブルー…前走2000m以上の準OP戦、斤量56キロ以上で連対をはたしていた芝5勝以上馬は[2-3-0-2]、連対率7割強
■12.
フォゲッタブル…前2走とも2000m以上のG2以下戦、斤量57キロ以下で5着以下だったハンデ54キロ以上馬は、3走前に重賞戦で連対がある馬を除き[0-0-0-19]。13番馬も該当
■13.
マイネルキッツ…前2走とも1800m以上のG2以下戦、斤量57キロ以下で着順掲示板を外す6着以下だった馬は[0-0-1-49]。5・15番馬も該当
■14.
メーヴェ…前走1800m以上のG1以外戦で10着以下大敗馬は、前3走内に重賞戦、斤量55キロ以上で連対歴があった馬を除き[0-0-2-38]。5、15番馬も該当
■15.
ミッキーペトラ…前走1800m以上のG2以下戦で2秒以上の惨敗馬は[0-0-1-24]
好調4歳馬同士の決着が濃厚だ。重賞・コース実績から
ギュスターヴクライが一歩リードしているが、ハンデ58キロがどうでるか。前走重賞戦3着内好走のハンデ58キロ以上馬は[1-2-0-2]と取りこぼしが気がかり。
前走条件戦組では上昇度NO.1
オーシャンブルー。穴に狙って面白いのは
マイネルマークだ。前走1000万クラス戦使用馬の複勝率は5割強で、H1年
ローランシンガーが11番人気2着、H3年
リアルボーイが6番人気2着、H5年
センゴクシルバーが6番人気2着、H9年
スノーエンデバーが7番人気2着、H16年
テンジンムサシが8番人気2着と人気薄での激走例あり、軽ハンデ52キロで一発要警戒。力量拮抗のハンデ戦だけにボックスで。