今週日曜日中山競馬場でのメインレースはダート1200m戦のジャニュアリーステークスです。

　本命にはティアップワイルドを推します。前走重賞のカペラステークスでは、勝ち馬には離されたものの二着と健闘しました。去年のこのレースの勝ち馬で、これまで今回と同じ条件で4回走って全レースで連対していて、2勝とひじょうに相性の良いレースなので、今回も大崩れしないと思うので軸とします。

　対抗にはゼンノベラーノです。今回斤量が54キロとハンデ頭と3.5キロも差があります。初のオープンクラスのレースですが、斤量が軽いですし、前走勝った条件と同じ中山ダート1200mなので、この馬にとっては十分チャンスがあると思います。

　三番手にはレディルージュを推します。前走ダート重賞初挑戦で、勝ち馬からは離されましたが、二着とは一馬身差の四着と健闘しました。前走は初の中山のダート戦でしたが、今回二度目で、斤量も前走と同じなので、期待できます。

　押さえには前走大敗しましたがこのクラスを勝っているブライトアイザックと自分のペースで逃げられそうなクリスタルボーイです。

　中山ダ1200mでは実績的にも指数的にもティアップワイルドが格上だけに、相手はサウンドアクシス、デュアルスウォードの2頭に絞りたい。

　休み明けの前走で7着に敗れているサウンドアクシスだが、前走は前半3Fが36.2秒というダ1200mのOPではありえない超スローだっただけに、指数｢94｣で分かるようにノーカウントで良いだろう。2走前に先行有利な新潟ダ1200mを追い込んで｢117｣をマークしている実績を見直したい。

　初重賞のカペラS(稍重)で11着に惨敗しているデュアルスウォードだが、2走前に同コースの準OPで｢113｣をマークしているように、パサパサの砂質でテンが速い展開なら、まだ見切れない存在だ。

【軸不動】トップハンデも条件絶好のティアップワイルドは状態もよく中心視。レディルージュも状態良好。立ち回りがうまいタイプでコース展開ともに不問。充実しているゼンノベラーノは昇級でも通用の器で54kgも魅力。差し脚生きる展開でサウンドアクシスが浮上。ブライトアイザックは良馬場で巻き返す。アーリーロブストは距離短縮がプラス。デュアルスウォードも力をつけている。

【連軸不動】ティアップワイルドは、当該1200ダート〔2200〕。昨年のジャニュアリーS、千葉Sを、1分9秒8で快勝(ともに良馬場)。時計の精度と実績は抜けている。57・5キロで結果を残しているわけではないが、相手関係も楽。よほどの不利でもない限り、ここは勝ち星を計算。レディルージュは、前走のカペラSで、前記ティアップとは力差を感じる0秒2差。ただ、ハンデ戦替わりで、2キロから3・5キロに広がった斤量差を、なんとか活かしたい。クリスタルボーイ、アーリーロブスト等の先行争い激化と見て、三番手以下もブライトアイザック、デュアルスウォード、ファイナルスコアーなどの差し・追い込みが連下。

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