【力量互角】馬名が地味なせいもあるのだろう。週明けの競馬週刊誌の予想欄では、ほとんど印のついていなかった
ハタノヴァンクール。確かに、前走の500万戦は、1000m通過は1分2秒3と、差し・追い込みに比重の高いHペースの援護射撃もあったが、4コーナー先頭、そのままの態勢でゴールまで一気。1分53秒7は、一週前の古馬500万と同タイム。1月早々に、今年の3歳世代のダートレベルの高さを、トップを切ってハタノが具現した。エアファリファは、2カ月を過ぎた3月に1分53秒7(やや重)。
ダノンゴールドは、2月の京都1800ダートを1分54秒6。時計の精度は、やはりハタノに一日の長あり。ただ、
メイスンキャプテン、
キングブレイク以下、続々と1800ダートの時計を開拓。直線、二転三転の波乱もある。