【力量互角】初陣の福島戦で、
ヴァンフレーシュのスピードに、ある程度の手ごたえを得ていた
吉田豊。次走の未勝利戦は、「ゲートでソワソワしていた」ぶん、終い勝負と腹をくくったが、テンのス
プリント力を末の切れに転換。多少ハマった観はあるものの、走破タイムは1分21秒7。新潟の1400mは、内回りゆえに逆に、道中のラップは厳しく、確たる時計で勝ち上がれば、そのぶん実も多い。中間の追い切りも、コース追いで伸び伸び。混戦を切り裂く、最後は決め手だ。
ジェネシスロックとの叩き合いが第一本線。新馬戦は1分11秒8と、中京故に一見平凡だが、53秒1-38秒0-12秒7という栗東の坂路調教に(今週の栗東坂路は、かなり時計がかかっていた)、将来性が凝縮。実績なら、
すずらん賞2着のレディー。洋芝で1分10秒3は、それなりの評価。ただ、ロスなくソツなく乗って勝ち馬とは2馬身差。これ以上の上積みとなるとどうか。惑星は
トルークマクト。福島の1分9秒8の意味を、今一度再考。
ナカナカの新潟1400m・1分22秒4も、1勝級なら足りる。
コトブキゴールドも、坂路11秒台の可能性に要注意。