11R

ステイヤーズS

15:25発走 / 芝3600m (右 内2周 A) / 天候:晴 / 馬場:良
5回 中山 1日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) 別定 15頭
本賞金:6000,2400,1500,900,600万円
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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

12

相手

1

7

2通り 各3000円

3連単1着流し
1着

12

相手

1

4

7

11

15

20通り 各200円

東大ホースメンクラブの見解

 土曜日の中山競馬場でのメインレースはGIIのステイヤーズSです。過去10年で好走している、先行馬またはまくれる脚を持っている馬を中心に見ていきたいと思います。

 本命にはメイショウウズシオです。前走のアンドロメダSでは2着と好走しており、しかも負けた相手が皐月賞3着、日経新春杯2着などの実績のあるダノンバラードでは仕方がないところでした。2400mまでのレースでしか走ったことはありませんが、御堂筋S(1600万下)で勝利した時に付けた着差が過去最大なので、距離が伸びてこそ良いタイプだと判断しました。ほとんどのレースで安定して道中2から4番手で競馬できていることも魅力で、4角過ぎで逃げ馬を捕まえ押し切る競馬に期待し、本命にします。

 対抗にはネオブラックダイヤです。1000万下を勝ち上がったばかりの同馬ですが、その前走に注目しました。道中は好位でレースを進め、最終コーナーに向けて徐々にポジションを上げ抜け出した競馬は今回のステイヤーズSにマッチすると考えます。別定戦なので斤量的には厳しく映りますし、未知の距離という不安もありますが、そのポテンシャルに期待します。

 3番手にはマイネルキッツを推します。昨年の優勝馬で、09年の天皇賞・春勝ち馬でもあり、スタミナ面ではまったく心配がありません。前走のアルゼンチン共和国杯では14着と大敗しましたが、前目で競馬ができたことは注目に値します。

 押さえには、終いの脚が確実なファタモルガーナと昨年の4着馬ピエナファンタストです。

東大ホースメンクラブ PANYA

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

3

1点 1000円

複勝

3

1点 4500円

ワイド流し

3

相手

2

5

10

12

15

5通り 各300円

3連複軸1頭流し

3

相手

2

5

10

12

15

10通り 各300円

井内利彰の見解

 過去5年のステイヤーズSを振り返って、必ず馬券圏内に入っているのが本数多い調教タイプ。それを抜粋してみると、

2007年
1着マキハタサイボーグ(7番人気)/標準多め坂路主体

2008年
3着トウカイエリート(11番人気)/標準多め併用

2009年
1着フォゲッタブル(1番人気)/標準多めトラック
3着モンテクリスエス(2番人気)/標準多め坂路

2010年
2着ジャミール(2番人気)/標準多め坂路

2011年
2着イグアス(2番人気)/標準多めトラック主体
3着トウカイトリック(12番人気)/標準多め坂路

 2009年、2010年こそ人気馬の好走でしたが、それ以外の3年は人気薄の好走だった「標準多め」。さすがマラソンレースと言われるだけあって、調教量が適性上位になる重賞だということでしょう。

 今年の該当馬から◎セイカプレストを選択した理由は人気薄ということもありますが、追い切り場所の「南P」もポイントになっています。秋、冬開催の中山芝は最終追い切り南Pが好走する確率が高く、その南Pで併せ馬を行って、しっかりと先着する動き、そして速い時計をマークしている点が評価対象です。

 ○メイショウウズシオ、▲フォゲッタブルは標準多めということでの高評価。△ケイアイドウソジンは14走前中山芝オープン特別1着時と同じ馬ナリ平均トラック、先手奪えば△メイショウクオリア、そして昨年3着の☆トウカイトリック

1.マイネルキッツ
今回:標準併用
前回:標準トラック

2.フォゲッタブル
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

3.セイカプレスト
今回:標準多めトラック
前回:標準多めトラック

4.ピエナファンタスト
今回:急仕上げトラック
前回:急仕上げトラック

5.メイショウクオリア
今回:標準併用
前回:標準トラック

6.ネヴァブション
今回:標準トラック
前回:標準トラック

7.ネオブラックダイヤ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:乗込併用

8.デスペラード
今回:軽目トラック
前回:馬ナリ平均トラック

9.サイモントルナーレ
今回:乗込坂路主体
前回:馬ナリ平均トラック

10.ケイアイドウソジン
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準少めトラック

11.ファタモルガーナ
今回:標準坂路
前回:一杯平均坂路主体

12.メイショウウズシオ
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め坂路

13.グラスゴッド
今回:一杯平均坂路
前回:一杯平均坂路

14.ナンデヤネン
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

15.トウカイトリック
今回:標準坂路
前回:標準坂路

 三田明太の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

3

1点 4300円

3連複フォーメーション
1着

3

2着

1

2

3

12

相手

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

36通り 各100円
3連複フォーメーション
1着

3

2着

1

2

3

12

相手

1

2

3

6

7

8

10

11

12

13

21通り 各100円

三田明太の見解

 指数的には例年以上に低調なメンバー構成。メンバーの近3走指数を見ると、メイショウウズシオが前走のアンドロメダS(重馬場)でマークした指数が抜けているが、それでも「113」。ならば格上挑戦でもセイカプレストの一発を狙ってみたい。

 最高指数が3走前の札幌2600mでマークした「104」で、現時点の指数は見劣るのだが、初の3桁指数が稍重の中山2500mで、近2走の京都外回り戦指数を見ても、レース上がり33.9秒の前走が「87」に対し、35.4秒の2走前が「102」と、指数推移は明らかにスタミナ指向に振れている。過去の傾向から上がり3Fだけの展開になるとは思えないだけに、内枠でロスのない競馬ができれば一発の魅力はある。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

2

3

8

10

11

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

8

相手

2

3

10

11

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

11

相手

2

3

8

10

15

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【波乱含み】メイショウウズシオはOP勝ちこそないものの随所に素質の高さを見せてきた。状態良好の今回重賞勝利のチャンスと見る。対抗には前走久々の芝で快勝のデスペラード。切れ味上々で連勝も可能。ファタモルガーナは格上挑戦も能力は見劣らず上位が狙える。底力高いフォゲッタブルも侮れない存在。ケイアイドウソジンセイカプレストなども虎視眈々。ベテラントウカイトリックも健在。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

丹下日出夫の見解

【新星登場】デスペラードが長距離戦線に新風を吹き込む。1800-1900ダートで挙げた4勝のすべてで、最速の上がりをマーク。一度として折り合いを欠くことなく末脚を伸ばしてきたように、元よりスタミナ勝負はドンと来い。東海Sを0秒2差の4着と、着実に地力アップも果たしてきた。観月橋Sで手綱をとったデムーロが、芝向きの切れありとみて、前走の八坂特S使いを進言。上がり32秒8で直線一気を決め、芝の瞬発力勝負にも対応できることも証明できた。鞍上は菊花賞2勝ジョッキー内田博。ステイヤーズSの騎乗は1回だけだが(4着)、マラソンレースの仕掛けどころは心得ている。マイネルキッツは昨年のステイヤーズSの覇者。春の天皇賞1・2着と実績は断然。アルゼンチン共和国杯は13着に失速したが、パドックで「まだ終わっていない」という印象を受けたし、松岡も好位追走の積極策は、もしかしてという色気があったからこそ。中間攻め馬を強化、気迫に肉体も追いついてきた。ケイアイドウソジンは3400mのダイヤモンドSを逃げ切り勝ち。前走の福島記念は落鉄の影響で踏ん張りが利かず11着と大敗したが、スンナリ先手を奪えば巻き返し十分。フォゲッタブルは、一昨年のステイヤーズSを制した頃と比べると、後肢の肉付きや馬体の張りにひと息とはいえ、京都大賞典は0秒2差。剛腕ムーアも加味して惑星に期待。格上挑戦ながら、ファタモルガーナの瞬発力もあなどれない。ネオブラックダイヤは中山の長距離戦は見違えるような覇気のあるレースをする。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

須田鷹雄の見解

 ステイヤーズSはその名の通りステイヤーでないと始まらないレースであり、前走レース別成績で見ても長めのところを使われていた馬が強いし、中距離重賞を走っていた馬が血統から距離もこなせるのでは……と転身してきてもなかなか通用しない。

 もうひとつこのレースで重要なのは位置取り。逃げ切りはなかなか決まらないが、差し追い込みは相当厳しい。つまり道中2?5番手あたりをキープすることが非常に重要。例年だと前走の位置取りを見ても買うべき馬は分からない(前走差しに構えていた馬が先行して馬券になることが多い)のだが、今年はどう転んでも前付けはないという馬も多いので、ある意味買いやすい。

 狙いたいのは◎ネオブラックダイヤ。今年は手詰まり感のある高齢馬が多いので、この馬を含め若い馬を重視していきたい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

7

14

15

12通り 各400円

3連単BOX

2

7

14

15

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

2

8

10

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

2

8

10

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ファタモルガーナは「ディープインパクト×エリシオ」という組み合わせ。母タニノミラージュは未勝利馬だったが、芝2500mで2着となった経験があるようにスタミナ豊富なタイプ。母の父エリシオの産駒には、ポップロックメイショウカチドキのようなスタミナタイプが何頭かいたが、タニノミラージュもスケールは小さいながらそうした1頭だった。母方にヴェイグリーノーブルを持つディープインパクト産駒は走っており、ボレアスマウントシャスタカミノタサハラの三兄弟、トーセンラースピルバーグの兄弟などが出ている。昨年の2着馬イグアスディープインパクト産駒であり、スタミナ型の同産駒とこのレースは相性良好だと思われる。

厳選予想 ウマい馬券