【逃げても追い込んでも】
ヴァンフレーシュは、新潟7F戦を1分21秒7・上がり34秒9の好記録で直線一気。次走の
カンナSは、一転スタート後の2Fめから10秒3-10秒8というHラップを刻み、中山1200mの2歳レコードに0秒2差に迫る1分8秒0で逃げ切り。重賞レベルの高い数値をマークしている。ただ、レース振りは極端。前回の
京王杯2歳Sは、変に折り合いを意識し過ぎ、16着に大敗したが、予想の第一義は時計=能力。乗りなれた
吉田豊なら、逃げるにせよ追い込むにせよ、腹をくくってくる。二の筆頭は、
すずらん賞快勝の
シーギリヤガール。北海道から中央転入緒戦となるが、ややテン速とはいえ坂路・49秒0をいっぱいに追えた。三番手は2勝馬
モグモグパクパク。ただ、1分10秒0の
黒松賞は、やや時計的に平凡。本質はダート馬だろうが、6Fなら
シュトラール、
エーシンセノーテの前残り。
ホオポノポノ以下、連下は小波乱。