【記録も所望】大器
カミノタサハラに注目。国枝厩舎は元々、初戦から目いっぱい造ってくる厩舎ではない。したがって新馬戦は、仕上げは八分。道中は舌越し、遊び遊びの競馬。ただ勝負どころの反応はビビット。11秒1-11秒2-11秒4というレースラップを余裕でクリア。全兄の
マウントシャスタはマイラーに出たが、背中も脚も長い、もうワンランク上のスケールを誇る、514キロの大型ディープ産駒。この中間、調教の負荷を上げ、馬体もフットワークもシャープに変貌。時計やラップの精度を上げる形で
ホープフルを突破したい。東スポ杯を1分46秒5・4着で駈けた
ケンブリッジサンが、将来を計る上での目安。
ヴェルデホの母は、セレクトセールで6億円で取引された、
トゥザグローリーの全姉。育成時に牧場で雷に打たれ競走能力を失ってしまったが、子供には良質の血が脈々。普通にダート路線を歩めば、大井のJDDは勝てる器。ただ、脚がスカッとしてはいない馬だけに、芝の今回は試金石の色合いが濃いことは記しておく。惑星は、東京の新馬で上がり33秒4を計時した
サトノネプチューン。