【急坂を33秒8で一気差し】
サトノアポロの前走は、1000m通過が60秒8。典型的なスローの上がり勝負に泣いたが(56キロもトップハンデ)、レースの上がりを1秒上回る、最速の上がりはマーク。当該中山の急坂も、二走前に33秒8で一気差し。不器用なタイプだけに、他馬が気にする坂、外回りも本来は合う。
カフナも、デムーロの一押しがあったとはいえ、前走で坂コースを克服。ひも解けば、
若葉Sを1分59秒2で駈けた、潜在的OP馬。間隔を詰めると細くなるが、体重さえ維持できれば昇級不問。
菊花賞からの造り直しになるが、
タガノビッグバンも、大事に育てれば重賞級のステイヤー。自己条件から再出発。
サクセスパシュートは、サンプル数の少ない福島2600mとはいえ、前走はレコ勝ち。以前のイメージを払しょくする切れ味だった。