◎はヴィクトリーの全妹で、ブライアンズタイムとサドラーの組み合わせはブルーコンコルドやテイエムアンコールやメイショウズシオなどと同じ。パワーとスタミナの血統だから明らかに平坦大回りより急坂小回りに適性がある馬で、だから高速馬場の外回り1800mの前走は半ばお客さん扱いでいたのだが、直線半ばからパワーでグイグイ伸びてきた脚にはビックリでまさに本格化をたどっている。同じ京都でも内回りなら捲りの意識で乗りやすいから、スローになっても今度は決めるだろう。

【旬は今】野島崎2着は、ひょっとしてフロックかも？――前回の競馬を見るまで、クリスマスキャロルの評価は、正直半信半疑。しかし、好位4番手から押し上げ、1分44秒9・2着は、現級・牝馬限定では出色。二戦連続して、440キロ台もキープできている。まだ荒っぽさはあるが、ロベルタは前回の上がりが33秒0。破天荒なまでの才能を、まずは愛でたい。アマファソンは、前回はパドックで尾っぽをグルグル。この時期、フケの兆候が出る馬なんだよなぁ。当日の気配を確認しての単穴。

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【伏兵注意】アマファソンの前走は末脚を伸ばしたが、開幕初日の馬場で先行馬が止まらなかった。末脚が安定しており、牝馬限定の今回は首位争い。クリスマスキャロルは2走連続2着と堅実。展開ひとつで逆転もある。ロベルタの前走は昇級戦でクリスマスキャロルに2馬身差の3着。クラス2走目で前進があるか。あとはビーチパレード、マコトサンパギータまで。