【中距離GIの歴史を編纂】ヒストリカルは、神戸新聞杯を7着で、菊を断念。絶好の手ごたえで、外から取りついたときは、一瞬豪快に突き抜ける姿さえ頭をよぎったが、残り1Fでピタリを脚が上がった。あの止まり方は、距離。なんて、半兄はマイラーのカンパニー。きさらぎ賞の上がり32秒8――切れすぎるほど切れる、あの末脚を見ても、1600から2000mが働きどころ。将来のためにも、適鞍で一つ一つ勝ち星を積み上げておきたい。当面の敵は、ネオヴァンドーム。当該コースは、1分44秒8の好タイム勝ちも含め、[4101]というスペシャリスト。ややローテはキツいが、リルダヴァルは1800mのほうが、より折り合う。ミッキードリームも、この条件なら勝ち負け。ダノンバラードも、OP特別なら、もちろん争覇圏の一頭だが、小倉記念4着で、ある程度底が見えてしまった。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【上位拮抗】ヒストリカルは毎日杯で鮮やかな差し切り勝ち。近2走はダービー(18着)&神戸新聞杯(7着)で、距離が長かったようだ。1800mなら末脚が炸裂する。ダノンバラードは重賞でも好走実績がある。オープン特別なら久々でも。リルダヴァルは2走続けて勝ち馬と同タイムで惜敗。展開ひとつでV争い。ネオヴァンドームは同舞台の3走前が強い勝ちっぷりだった。シルクアーネスト、タムロスカイ、ミッキードリームを押さえる。