【センス】これぞクラシックという、際立ったラップこそないが、サトノネネは、京都マイルを上がり34秒1でスパリ。ディープ産駒特有の切れと自在性を示して見せた。走破タイム・1分35秒6も、500万なら勝ち負けの時計。ウリウリは、デビュー戦は◎の2着。内外のコース取りの差のぶん、0秒1遅れをとったが、二戦連続して1分35秒台をマーク。小柄でも、健やかさがあり摩耗も少ないタイプだ。割って入ればディアマイベイビー。暴走か出遅れか。おっかない気性は、たぶん治りきれないかもしれないが、二走前の阪神マイル・1分33秒9は、開催最速だった。ロジウエストも、新潟2歳Sは1分34秒4。自己条件なら足りる計算。

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【軸不動】サトノネネの初戦はセンスある走りで快勝。直線は肩ムチ程度で着差以上に強かった。ディアマイベイビーの前走は格上のGIIIで、道中も少し行きたがった。自己条件なら。バリローチェは前走が案外だが、初戦を見ても素質は確か。2戦目できっちりと勝ち上がったウリウリに、キャリア豊富なタンスチョキンまで。