先行馬が揃った阪神ダ1200mだけに、スタミナ指向の差し馬を狙いたいのだが、ポイントは馬場状態。土曜日時点で稍重まで回復しているだけに、パサパサの状態は無理でも、ある程度は時計が掛かる状態になると予測したい。

　本命はアグネスマクシマム。ダ1200mは[0-0-0-3]なのだが、全てが苦手にしている京都コースで、今回は初の阪神ダ1200m。指数的に阪神ダ1400mがベストなのは間違いないが、1400mの距離で掛かるのを何とかなだめながらの競馬をしているだけに、先行馬が揃った阪神ダ1200mでスタミナ指向が問われれば、後方からの差し込みがあっても驚かない。

【資質信頼】トーホウプリンセスは、昨年7月の京都1400ダートを、1200m通過・1分10秒1という強靭なラップを踏襲して、次走の1200ダート・岩室特別勝ち。前走は、取り消し明けで久々。0秒4差なら想定内。馬体が増えていれば、信頼度も一割増しか。二の筆頭はフィールドシャイン。4F戦では、詰めが甘くなるだけに、1200m替わりで巻き返し。カリスマサンスカイも、7Fよりは6Fのほうが切れる。カフェマーシャル、ケンエンブレム、テイクアベッドは、1分11秒半ばのパワー決着では連下まで。

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【伏兵注意】トーホウプリンセスが一歩リード。前走は1番人気で5着だったが、久々でテンションが高かった。現級2着の実績があり、叩き2走目で前進あるのみ。カフェマーシャルの前走は外枠で外めを通ったのが影響したか。2走前は勝ち馬と同タイムの2着で、立ち回り次第で巻き返していい。テイクアベットは先手を奪えばしぶとく粘る。ズンダモチの前走はゴール前で突き放す強い勝ちっぷりだった。カリスマサンスカイ、フィールドシャイン、シルクデイブレイクを押さえる。