【連下波乱】ムスカテールは、昨年10月の鳴滝特別を、2分11秒7の好タイムで完勝。走破タイムも上々なら、ラップも出色。レースの上がりを1秒8も上回る、33秒5で直線一気。やや重というタフな馬場を、2000m通過が1分59秒7-2200m・2分11秒7で、まとめ切った。あの風景と直線の脚を、ウィリアムズが再現して見せる。二の筆頭はリベルタス。3歳1月の若駒S以降、長く暗い迷路に入り込んでしまったが、最終追い切りでは、次週の宝塚記念でも人気を集めるだろう、ルーラーシップに先着。復調気配が見てとれた。アマファソンは、二走前の敗因はフケ。まともなら前回くらいは当たり前だが、2200mの距離が微妙。押し出しを早くしすぎ、ガス欠を起こすようなら、ダノンマックイン、メイショウサミット以下が、代わって台頭。

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【波乱含み】リベルタスは昨年の若駒Sで、現オープン馬のユニバーサルバンクにクビ差抑えてV。その後の成績は振るわないが、2階級降級なら素質が違う。トップハンデでも中心視。ムスカテールは4走前に現級勝ち。準オープンでもそこそこ健闘しており、降級戦なら5カ月ぶりでも侮れない。アマファソンも現級の上位勢力で大崩れしない。上昇ムードのダノンマックインは降級でさらに前進。オマワリサン、タガノキャプテン、メイショウサミットを押さえる。