クラス再編成の影響で、関西圏の500万クラスにしては、指数的に低調なメンバー構成。土曜の競馬を見る限り、渋馬場の影響でスタミナ指向のタイプが優勢なのはポイントだろう。

　本命はゴーゲッター。休み明けの前走で2番人気ながら8着に敗れているが、最高指数を稍重の京都1600m、平均ペースの福島1800mでマークしているように、斬れより持久力の方に適性が振れているタイプで、今の馬場は合う。前が手薄なメンバー構成だけに、スムーズに先行できればチャンス大。

　相手は素直に降級組のパワフルキリシマ、ウエストエンドの2頭。

【波乱含み】マイネボヌールの母は、北九州記念を含む5勝馬。紅梅S2着を、フロック視する向きも多いが、夏のローカル・短距離シーンで、ワンステップアップが期待できると、血統が語っている。52キロの斤量アドバンテージも、利用しない手はない。二の筆頭はアドマイヤコリン。短距離戦に転じて、芝・ダートを問わず、二戦連続して最速の上がりをマーク。こちらも夏に、ひと化け。ゴーゲッター、パワフルキリシマは、次回の小倉が狙い?ウエストエンド、ナオミノユメ以下、他の3歳勢にもチャンス十分。

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【伏兵注意】ウエストエンドは3走目に同条件で逃げ切り勝ち。上のクラスでもそこそこやれており、降級すれば主役を張れる。アドマイヤコリンは展開に左右されるが、末脚は鋭い。アンビホールドゥンは芝では崩れておらず、昇級でも好戦可能。ゴーゲッターは叩き2走目で前進する。