11R

セントウルS

15:35発走 / 芝1200m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 阪神 2日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 16頭
本賞金:5500,2200,1400,830,550万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 井内利彰の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

8

1点 1000円

複勝

8

1点 2500円

馬連流し

8

相手

2

3

4

5

6

7

9

15

8通り 各200円

3連複軸1頭流し

8

相手

2

3

4

5

6

7

9

15

28通り 各100円

3連単フォーメーション
1着

8

2着

3

6

9

相手

2

3

4

5

6

7

8

9

15

21通り 各100円

井内利彰の見解

 2004年以降に阪神競馬場で行われたセントウルS。馬ナリ平均トラックのアルティマトゥーレが優勝した2009年もありますが、基本的には阪神1200mの調教適性である坂路調教馬が好走しています。なかでも秋初戦という時期設定から「本数は適度に」というのが基本。また強さも「軽く馬なり」というのが基本。これらを合わせると「機敏に動ける素軽さ」が最も重要なレースだということがお分かりいただけると思います。それを調教条件で示すと、下記のようになります。

(1)1週前追い切りが栗東坂路
(2)最終追い切りが栗東坂路で馬なり
(3)最終追い切りの残り3Fラップが1F13.0秒

 2004年以降、この調教条件をクリアしていた馬は3頭。2007年サンアディユ(11番人気)1着、2007年カノヤザクラ(7番人気)2着、2010年メリッサ(5番人気)3着と、すべて馬券圏内でした。「馬なりで3Fを13秒切るようなラップで軽快に走れる」という追い切りが人気薄での激走に繋がります。

 ◎マコトナワラタナは最終追い切りが栗東坂路、15.2-12.9-12.2-12.9秒で残り3Fが13秒を切るラップでした。実は1週前追い切りでも残り3Fが13秒を切るラップで追い切れています。その4Fが51.9秒。これは自己ベストを大幅に更新するものであり、この夏に休養を挟んで、北九州記念をひと叩きされたことによって、スピード能力が大幅に成長したと判断できます。同じく、すべての調教条件を満たした△エーシンホワイティですが、休養明けということ、牡馬ということを理由に印は打っても高い評価はしませんでした。

 ちなみに(1)、(2)の調教条件をクリアしたのは前記以外に3頭いましたが、すべて馬券圏外でした。これをクリアしているのが○ロードカナロア、▲カレンチャン、△ヘニーハウンド、△スギノエンデバーですが、安田隆行厩舎の2頭と高く評価したのは「2週連続で馬なり追い切り」だったこと。2頭ともに、1週前追い切りでは残り3Fのラップが13秒を切っていますから、(3)をクリアできていなくても上位争いは間違いないと判断しました。

 ☆マジンプロスパーは最終追い切りがCWですが、これまでの調教履歴と戦歴から適性以上に能力と状態の良さを評価すべきでしょう。△サンカルロは4走前(阪神C1着)とほぼ同じ調教内容ということ、△エピセアロームは石坂正厩舎の勝負調教ということで印を打ちました。

1.ベイリングボーイ
今回:標準トラック
前回:標準坂路

2.サンカルロ
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

3.マジンプロスパー
今回:標準併用
前回:標準併用

4.エピセアローム
今回:標準少め坂路
前回:標準坂路

5.エーシンホワイティ
今回:乗込坂路
前回:標準多め坂路

6.カレンチャン
今回:馬ナリ平均坂路
前回:乗込坂路

7.ヘニーハウンド
今回:標準少め坂路
前回:乗込坂路

8.マコトナワラタナ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

9.ロードカナロア
今回:馬ナリ平均併用
前回:乗込坂路

10.エーシンヴァーゴウ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

11.エーシンリジル
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

12.アウトクラトール
今回:標準少め坂路
前回:馬ナリ平均坂路

13.エーシンヒットマン
今回:標準多め坂路
前回:標準併用

14.サドンストーム
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路主体

15.スギノエンデバー
今回:乗込坂路
前回:乗込坂路

16.アンシェルブルー
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

 山崎エリカの予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

6

-

10

1点 3500円

馬連

9

-

10

1点 3000円

馬連

10

-

14

1点 500円

馬連流し

10

相手

2

3

7

3通り 各1000円

山崎エリカの見解

 昨年は香港馬2頭の参戦がありましたが、今年はシンガポールのキャプテンオブヴィアスが回避し、外国馬の参戦がありません。しかし、高松宮記念の1?3着馬のカンレンチャン、サンカルロロードカナロア、芝路線に転じて上昇した同レース5着馬マジンプロスパーに昨年のスプリンターズSの3着馬エーシンヴァーゴウなど豪華メンバーが集いました。

 しかし、昨年のスプリンターズSの2着馬パドトロワが早くも今年のサマースプリントシリーズを優勝したように、昨秋?今春にかけての勢力図が大きく変っていません。ダートから芝路線に転じた1600万下で、いきなり重賞通用級の指数で勝利し、マジンプロスパーのように上昇していく可能性を秘めたミトラも、再度の1600万下戦で大出遅れをやらかす大失態で重賞戦線に名乗りを上げることが出来ませんでした。つまり、春の時点の勢力図を覆せるだけの上がり馬が出現していないということです。

 ということは、本命候補は昨秋?今春のスプリントG1で上位の活躍を見せた馬ということになります。◎は叩き台の可能性がある休養明けの馬よりも順調に使われた馬ということで、エーシンヴァーゴウとします。夏の小倉開催終盤に行われる北九州記念は例年、前走アイビスサマーダッシュ組が大量出走するため、オーバーペースの消耗戦となります。そこで先行して0.4秒差(8着)なら上々でしょう。07年アストンマーチャンやサンアデュ、08年スリープレスナイト、そして昨年は同馬が先行して上々の内容を見せた次走のセントウルSや本番スプリンターズSで馬券の対象となりました。

 ○は昨秋のスプリンターズS&今春の高松宮記念の勝ち馬カレンチャン。▲は500万下から5連勝で京阪杯シルクロードSを制し、高松宮記念でも3着に好走したロードカナロア

 古澤秀和の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

4

1点 2000円

馬連

3

-

7

1点 2000円

馬連

3

-

9

1点 1500円

馬連

3

-

6

1点 1000円

馬連

2

-

3

1点 1000円

馬連

4

-

7

1点 1500円

馬連

4

-

9

1点 1000円

古澤秀和の見解

3番:素晴らしいデキ。勝てそう。
4番:デキ戻った。斤量差いかせばチャンス。
7番:キッチリ仕上がる。上位争い。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

img_yoso

丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【仁王立ち】マジンプロスパーが、スプリント戦線に仁王立ち。ひも解けば、昨年6月の1000万条件。1000m通過が57秒5というミドルラップを自身が演出。11秒3-11秒0-11秒4の快ラップで、後続を4馬身と突き放す、1分19秒9をマークしたときから、将来はスプリントGI馬と、温めてきたで好素材。胸前がやや大きすぎる、脚元に負担のかかりやすい体型ゆえ、造っては緩めの繰り返しだったが、高松宮記念は5着に終わったものの、GI初挑戦で、しかも「勝ちに出た」、攻めた競馬で0秒3差。斤量は56キロ。攻め馬をビッシリやれるようになった今なら、あの0秒3差は逆転可能とみた。鞍上の浜中も、たぶんCBC賞同様、先手勝負。その気迫も大事にしたい。カレンチャンは、スプリンターズS高松宮記念と、異なるコース、馬場でGIを2勝。その存在感は、もちろん大きい。この中間は、僚友ロードカナロアと、再三再四の併せ馬で、しかも脚色優勢。仕上げも九分通り。ただ、牝馬の56キロ。「次走を見据えて」のトライアル意識が、どこかにありはしないか。高松宮記念0秒1差のロードカナロアも、まだ勝負付けは終わっていない。鞍上は岩田にスイッチ。福永クンが悪いというわけではないが、きれいに乗ろうとするぶん、やや限界も。機先を制するか、タメを利かすか。岩田の野生に、新味あり。北九州短距離Sは、1分6秒9のHレベル決着。高松宮記念組より、格は落ちるものの、あの時計レベルと順調さは、軽視禁物。中でもエピセアローム。18番枠という不利な大外から、終いだけにしろ、最速の33秒7の末脚に一番の新味。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

img_yoso

須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単フォーメーション
1着

3

10

2着

2

3

4

6

9

10

相手
10通り 各1000円

須田鷹雄の見解

 1着が狙える馬と馬券に絡むとしても2、3着の可能性を重く見たほうがいい馬とがはっきりしたメンバー構成と言えそうだ。

 高松宮記念の1,2着馬はここではアタマでは狙いづらい。△カレンチャンはもともと休み明けがあまり良いタイプではないうえに今回は斤量面で不利。△サンカルロは阪神そのものは合うが、開幕週の1200mでは届いても2、3着までだろう。

 アタマで狙いたい馬の1頭は◎マジンプロスパー。今回は3番枠を引いて1,2番が追込馬。無理をしなくてもラチ沿いの好位を進める。直線少しでも差し込むスペースがあれば、1着まで届いてきそうだ。○エーシンヴァーゴウは人気落ちしているが侮れない。昨年の覇者でもあるし、セントウルSは休み明け組よりも夏に使われていた馬のほうが強い。前走も先行勢の中では唯一踏みとどまっており、着順を根拠に評価を下げてはいけない。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

img_yoso

コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

6

9

15

12通り 各400円

3連単BOX

3

6

9

15

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

img_yoso

netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

9

10

13

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

9

相手

2

3

10

13

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

2

9

10

13

15

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【小波乱】カレンチャンはGI2勝(昨秋のスプリンターズS、今春の高松宮記念)のスプリント女王。競馬センスがよく、牡馬もねじ伏せる勝負強さも備えている。中間も坂路で好時計をマーク。始動戦から動ける態勢だ。ロードカナロア高松宮記念カレンチャンに0秒1差の3着だったが、初のGI挑戦だったことを考えれば悪くない。前走(2着)は勝負どころで動けず脚を余したが、ひと叩きしているアドバンテージを生かせれば逆転も。マジンプロスパーは前走のCBC勝で重賞2勝目をマーク。重馬場でハンデ57.5キロを背負いながらも、好位から押し切るのだから本当に力を付けている。今春の高松宮記念は5着だが、互角に戦える。サンカルロは今春の高松宮記念2着馬。阪神コースにも良績があり軽視禁物。スギノエンデバーエーシンヴァーゴウエーシンヒットマンを押さえる。

厳選予想 ウマい馬券