【資質上位】キズマは、今春の昇竜Sを1分23秒1で2着した3歳馬。同週の古馬1000万の勝ち時計は1分23秒6。単純な時計比較からいっても、1000万は通過点だろうとは思っていたが、西湖特別・1分24秒0は、同日の銀嶺Sと同タイム。余力残しの楽勝を思えば、二連勝狙いの本命は当然。強敵はメイショウマシュウ。春に現級勝ち、前走の渡月橋は1分23秒3・2着。状態も尻上がりだ。アルゴリズムも、OPの大和Sを1分23秒6で2着。右回りなら崩れない。キモンレッドは、二走前の京都を1分23秒5で突破。前走の3着はフロックではない。

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【小波乱】メイショウマシュウの安定感を評価する。過去9戦で4着以下に敗れたのは、休み明けの2走前のみ。今回も堅実な末脚を武器に首位争いを演じる。相手はキズマが筆頭。前走の勝ち時計は、同日の準オープンと同タイムだった。レッドヴァンクールの前走は好位から進めて2着と、脚質に幅が出た。アルゴリズムは1年前に同舞台で現級勝ち。前走は4着だが、実績ある阪神で巻き返す。キモンレッド、トラバント、ホクセツダンスを押さえる。