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オツウのクラシック行脚】キャリアのある馬たちと見比べると、
オツウの1分35秒3は若干平凡。ただ、中央場所の新馬戦を、1分35秒前半で駈ければ、よほど血統の不備でもない限り、将来はだいたいOP。あくまで推定になるが、上がり2Fのラップも11秒1-11秒1。陣営が、僚友の阪神JFの勝ち馬と同等の扱いをしているのも、決して思い込みではない(余談だが、それにしても
ハーツクライは、牝馬とこれほど相性がいいとは)。クラシックの「目安」的役割を担う、
トーセンパワフル相手に、まずは立ち位置を確認。まだまだ未完成で注文を付けるところも多いが、
ノーブルコロネットも、1分36秒2・上がり34秒8で新馬を楽勝。惑星は
アドマイヤオウジャ。稽古横綱の
アドマイヤドバイにアオられ続けだが、北海道時代より調教の負荷は格段にアップ。調教時計自体も良質。
レッドジャイヴの新潟・1分34秒9も、軽く扱ってはいけない。