【アイラブ小倉】アイラブリリは、当該1200mで、後続を0秒9とチギる未勝利勝ち。1分8秒9は、同日のフェニックス賞より0秒3速く、古馬500万と0秒4差。前走の、つわぶき賞の勝ち馬は別格。陣営も、小倉開催のうちに、現級脱出を狙っている。当面の目標はメイショウヒデタダ。前走の1分8秒9は、相当な精度。メイショウボーラー産駒のピッチ走法だけに、重馬場でもスピードは緩まない。アイラブリリを尺度にすると、順に、つわぶき6着のアグネスハビット。同4着のシゲルシバグリの名が上位に挙がってくる。

　この時期に行われる芝1600ｍ以下の3歳500万特別は、前走で勝ち上がってきた馬、500万条件を使われ続けている馬、オープンに挑戦していた馬と、バラバラな履歴で来ているだけに予想が難しい面がある。

　ただ、実は買うべき馬は単純で、前走新馬未勝利勝ち馬なら今回人気になるレベルの馬だけ、オープン組なら大敗を喫してきていない馬だけというように、常識の範囲で良いと思える馬を選べばそれほど間違いではない。

　ここは500万条件で安定した競馬を続けている馬がいないので、◎には未勝利を勝ち立てだが今回ある程度人気になるメイショウヒデタダを取る。勝ち運には恵まれなかったが内容的には高いレベルで安定。時計的にもこのクラスでは十分通用する。

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【混戦】難解だが、前走で見せ場があったアイラブリリを中心に取る。ドントゥリバーレは休み明けだが素質的に勝機まで。メイショウヒデタダは前走圧勝で昇級戦でも逃げ粘りに警戒したい。アグネスハビットは前走案外も巻き返しには要マーク。キボウダクリチャンは昇級でも仕掛け次第で食い込みが狙える。前走新馬勝ちのナムラメイビが穴。