【まずは単複】6Fのスペシャリストとして、マジカルツアーに挑戦。折り合いに手を焼き、500万でモタついているが、デビュー戦の上がりラップは11秒6-11秒2-11秒3。このスピード数値を、思い切った距離短縮につなげる手はないか。ちなみに、スティルインラブも名を連ねる良血。このままペシャンコになる馬ではないし、単複の買いどころは、たぶん今回。相手本線はメイショウツガル。前走の中京戦は、1番人気を背負っていたこともあり、差し有利の展開を知りながらも、早めに動くしかなかったが、開幕週なら止まらない。小倉3勝の降級馬ハピシン。カイシュウタビビト、エーティーオヤブン以下は、3連単のヒモ要員。

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【伏兵注意】エーシンフルマークの初戦はジェンティルドンナを破ってV。長期休養明けだが調教では好時計をマークしており、このクラスなら素質でクリアできる。メイショウツガルは降級後、3走連続3着。前走は勝ち馬とハナ+ハナ差の惜敗で、立ち回りひとつで連以上も。先行力のあるマジカルツアーは叩き2走目&距離短縮で一変があるか。カイシュウタビビトは初の芝6ハロンだった前走が好内容。ハピシン、トロピカルメジャー、フラムドールを押さえる。

　◎マジカルツアーは「アグネスタキオン×ラーイ」という組み合わせで、牝馬三冠馬・スティルインラブ、オークス馬・ローブデコルテの近親。母方に入るクレームデラクレームはサンデーサイレンスと相性がよく、サンデー系の父を持つ本馬の配合は悪くない。アーリントン(G3)2着のザタイキは同じファミリー出身で父も同じなので血統構成がよく似ている。休み明けの前走は引っ掛かって暴走気味に逃げてしまい、ラストで失速して16着と惨敗したが、今回は休み明け2戦目なのでテンションも下がるはず。母の父にラーイが入るのでこの一本調子のスピード勝負には向くだろう。開幕週の軽い馬場も合っている。距離短縮で一変があっても不思議はない。