【ここもアル】アルティシムスは、小倉は初めて。しかし、このコラムでも常々触れてきたように、中央場所の1400mに、1分20秒台の良質な持ち時計を有する切れ者は、芝・ダートを問わず、ローカルの1700mと密接に連動することを、再度強調しておきたい。たとえば、当面の敵である、清州特別4着のゴーゲッターも、同様の根拠をもとに当コース・1分40秒8の3着あり。単穴はサカジロオー。山吹賞で上がり32秒9をマークしたが、デビュー当初は、ダート馬のにも思えた。距離適性もつかめなかったが、考えてみればアドマイヤムーン産駒。平坦の1700mが、案外ベストの条件かもしれない。グローリアスローズも、前走の中京1400mの末脚は、ここに連動。

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【小波乱】アルティシムスの前走は相手が悪かっただけ。直線は目を引く伸びを見せていた。小回りコースなら、立ち回りひとつで距離もこなせる。ゴーゲッターは相手なりに崩れず走る。立ち回り次第で上位に食い込む。ティボリペガサスは昨年のこのレースの2着馬で、小倉コースと相性がいい。休み明けでも侮れない。ダンスラナキラは距離延長で巻き返しを図る。サカジロオー、ディープタッチ、トップシャインを押さえる。