【まずはSTV杯組】STV杯の兄姉対決は姉に譲ったアットウィルだが、昨夏の今時分は、クローバー賞勝ち・函館2歳5着(不利あり)。函館の一番星として、話題をさらったいわゆる「御当地馬」。斤量は1キロ増えるが、条件二度目。1分8秒3という走破タイムの質も、この組み合わせではトップランク。STV3着のニシノビークイックは、57.5キロから57キロ。本命馬との重量の差が縮まるとともに、前走の時計差も短縮?最速の上がりで同4着のセイクレットレーヴにも、当然逆転の目。惑星は別路線組のセイコーライコウとルリニガナ。

　Bコース替わりなので内枠先行馬を狙いたくなるところだが、そもそも函館芝1200mは意外と外枠が良いコース。内枠馬はその枠順を味方にできればよいのだが、位置を取りきれないと狭いコースで捌く余地もなくそのままイン詰まりする危険がある。

　ここは、外めの枠でありつつ、それがマイナスに働かない馬ということで◎アットウィルから入りたい。前走からは1キロ増になるが、その前走で3着ニシノビークイックとの間にあった着差は2馬身。ニシノビークイックと当時4着のセイクレットレーヴは0.5キロ軽くなってくるが、それでも逆転は無いと見る。特にニシノビークイックは地力がある一方、今回は最内枠がマイナスに働いてくる危険がある。

　○ルリニガナ。半年以上の休み明けなので迷っている人も多いだろうが、短距離のほうがポン駈けはききやすい。また、今回を逃すと次からはかなり人気になってしまう。

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【軸不動】アットウィルはコース適性上位で今回も首位争いが濃厚。ポアゾンブラックは近走案外も力量上位で押し切りが期待できる。セイクレットレーヴは展開次第も仕掛けが決まれば上位まで。ルリニガナは長休明けも力量上位で連下にマークが必要だ。流れ込みタイプのニシノビークイックが穴。コスモアクセスは連勝の内容が良好で昇級戦でも要注意。