土曜日の福島メインは、芝1,200mの1,000万特別、
白河特別です。
フルゲートのハンデ戦で、混戦が予想されます。
開催4週目を迎える2回福島開催ですが、これまでの芝1200mのレース結果を振り返ると、開催5日目までは逃げ馬の活躍が目立っていましたが、その後は好位・中位からの差しというパターンが決まるようになりました。
先週日曜日のメイン、
バーデンバーデンCも、4角5番手から上がり最速で差し切った
マイネルエテルネルが制しています。
また、同じ時期に開催された福島芝1200m、3歳上1,000万特別の過去10年を分析してみると、次のような傾向が浮かび上がりました。
・3、4歳馬が勝率15-21%台に対し、5、6歳馬は2-4%台に留まる
・前走距離が1400m、1600mの馬の勝率が13-19%台なのに対し、前走1200mの馬は5%ほど
・該当29レース中22レースは3番人気以内の馬が勝利。勝ち馬の最低人気は8番人気
それでは、以上のような情報をもとに、
白河特別を予想していきたいと思います。
本命は3番の
エールブリーズです。3歳、千四からの距離短縮、差し馬と上で挙げた条件の多くに該当しています。古馬相手は初になりますが、2走前の
マーガレットS(2着)で先着した
ルミナスウイング(6着)が先週の古馬1,000万、
鶴ヶ城特別を制していますから、心配はないでしょう。
対抗は降級4歳の13番
ケイアイエレガントです。3ヶ月の休み明けで挑んだ前走で3着と地力を示しており、叩いたここは好走必至です。
15番の
コンサートレディは去年のこのレースの勝ち馬でもあり、3走前の準オープンでも3着と、実績は間違いなくメンバー中で上位。ただし、距離延長と初の55kgという斤量ぶんを割り引いて、3番手に推奨します。
△には2頭、5番
アポロオラクルと16番
フレデフォートをおさえておきます。
前者は本命
エールブリーズと同じく、距離短縮の3歳馬。前走の
相模湖特別は13番人気ながら0秒4差の4着に健闘。これをフロックと見ることもできますが、さらに斤量が1kg減って鞍上も蛯名騎手となった今回は、依然として注目すべきでしょう。
後者はデータ的には不利な6歳馬で、最近は勝ち味に薄いですが、外枠の差し馬有利の傾向が見え始めた今回は念のためマークしておきたい1頭です。
東大HC sonic