◎
マンボネフューは「
バゴ×ストームキャット」という組み合わせ。名前のとおり
キングマンボの甥(ネフュー)にあたる良血で、2代母は80年代世界最強マイラーのミエスク。その父であるヌレイエフ3×3、そして
ノーザンダンサー4×4・4なので、小回り適性と成長力を感じさせる。これまでのレースぶりから1000万条件では明らかに格上だろう。休み明けだが、むしろ4月以来どれだけ成長しているか、その楽しみのほうが大きい。走りやすい馬場で高速決着となるよりも、荒れた芝で
パワーを活かすレースのほうが向いているので、いまの福島はぴったりだろう。
共同通信杯は直線で前が詰まり、
スプリングSは大外枠で終始外を回らされた上に勝ちに行く競馬をして末をなくし、前走の
ニュージーランドトロフィーは馬群の中央で身動きが取れなかった。まともな競馬ができれば勝ち負けに持ち込める。