ニコールバローズはゼンノロブロイ×フレンチデピュティだからアニメイトバイオと同じ組み合わせだが、母母がネヴァーベンド3×4だからより体質の硬いパワー型に出た。

　パワーにまかせて短距離を走り抜くタイプだが、それほど軽いスピードはないので時計がかかり力の要る洋芝は向いていて、これまで函館芝1200mは[2.0.0.1]、唯一の着外も外々を回らされたロスが大きくそれでもストレイトガールやメジロツボネと接戦の4着だから、洋芝1200mに限れば1000万下でも勝ち負けの裏付けは十分ある。

　函館は金曜にかなりの降雨があって芝ダとも不良発表だが、血統からも手先の強い走りからも道悪は鬼のはず。

【時計の精度なら】ユールフェストの時計の精度が、一歩リード。二走前の1分8秒1は、前日の1000万特別と同タイム。昇級2着は当然。前走で0秒1差先着を許したストレイトガールは、準OPまでV3を遂げている。開催日時は異なるものの、美利河特別・1分9秒8のブランダムールよりは、少しレベルが上か。HTB杯・1分8秒2の、レオンビスティーの決め手。昨夏の函館シリーズ〔0200〕の、ダンツミュータントが一角崩し。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【三つ巴】ブランダムールは現級実績上位で引き続きチャンス。ユールフェストは函館得意で今回も首位争いが期待できる。レオンビスティーは降級3戦目で前進可能で、この三つ巴が本線だ。ダンツミュータントは長休明けだが力量上位で善戦以上が狙えそう。メイショウヒデタダ、ニコールバローズは前がもつれれば流れ込む余地が出てくるだろう。