土曜日の福島メインは、昨年まで新潟・芝2000mで開催されてきた準オープンの
天の川ステークスです。福島・芝1800mで1600万特別が開催されたのは近年では例がなく、難解なレースとなりそうです。
まず、福島開幕週となった先週を振り返ると、芝1800?2000mのレースが計5レース行われ、1・2枠の馬が延べ7頭馬券に絡むなど、内枠有利の傾向が目立ちました。また、脚質面でも、
ラジオNIKKEI賞を制した
ケイアイチョウサン以外は軒並み逃げ・先行馬が目立ちました。そこで、小回りかつ開幕直後ということで、定石通りにはなりますが、このレースも内枠の先行馬を重視しながら狙ってみたいと思います。
本命は人気どころになりますが、2番のルナとします。逃げ切りで500万から1600万まで目下3連勝中であり、1枠2番を引いた今回は絶好の条件といえます。
対抗は、4番の
フラアンジェリコです。2走前の準オープン戦で本命のルナから0秒1差と善戦しており、斤量が3kg減るのも魅力的です。前走は広い東京コースで大敗していますが、2,3走前の戦績を見れば小回りコースに変わるのはプラス材料でしょう。
▲は、こちらも先行力に定評のある14番の
ピュアブリーゼです。外の7枠となった今回は▲まで割り引きましたが、
オークス2着に加え、今年このコースで行われた福島牝馬Sでも3着の実績があり、侮れない1頭です。
以下、△のおさえには、1番の
コスモソーンパークと6番の
キッズニゴウハンを推奨します。コスモはこれも先行タイプの馬で、3走前も準オープンクラスで3着の実績があります。キッズはこのクラスに昇級して以降、勝ち馬から0秒5差の善戦続きで勝ち味に薄いですが、斤量3kg減、乗れている戸崎騎手ということで一変に期待します。