土曜日福島のメインは、ダート1700mの準オープン戦の
安達太良Sです。近10年(2011年を除く9回)の勝ち馬のその後の成績を見てみると、何頭かオープン特別勝ちをした馬がいる程度で、重賞勝利をあげた馬はいません。今年は4歳馬を中心に今後のダート戦線を沸かせそうな馬が上位人気になりそうですが、このジンクスを打ち破っていけるのか、勝ち馬の今後にも注目が集まります。
5歳以上の馬で、前走5着以内に入った馬がいないことを踏まえると、やはり狙いの中心は4歳馬となるかと思います。
本命は12番
フリートストリートです。3歳時に出世レースの
ヒヤシンスSを勝っている実績に期待したいところです。また、同馬は前走東京ダートの1000万下レースを勝ち上がっていますが、近10年の勝ち馬9頭のうち実に6頭が前走東京コースで出走しています。
対抗は13番の
ダブルスターです。ダートの準オープンレースで掲示板に載った実績もありますし、前走福島の同距離レース(1000万下条件)を勝利していることもプラス材料です。
フリートストリートに比べるとやや実力的に不安な点も残りますが、4歳馬ということで、馬の成長力に期待します。
三番手は10番の
アンアヴェンジドです。こちらは、前走同クラス2着で、今年すでに2勝と波に乗っています。ただし、このレースの近10年で牝馬の勝ち馬がいないのが、やや不安材料です。
押さえとしては、近10年で実に4勝と好成績な4枠から発走の7番
グレイレジェンドと、先日の
ラジオNIKKEI賞で見事な騎乗を見せた
横山典弘騎手鞍上の4番
ディーエスコンドルを推奨します。
東大ホースメンクラブ
コイキング