【上位拮抗】フェデラルホールは地力上位。リフレッシュはかって体調も上々で好勝負必至。スーサングレートはマイペースカギもすんなりなら粘りを発揮。前走快勝で勢いあるマイネルテンクウも差のない評価。アドマイヤカーリンも能力に差なく争覇圏。トーセンノーブルも雰囲気良好で侮れず、マイネルリヒトやエ-シングングンなども上位が狙える。

【格上主力】2戦2勝の福島ならフェデラルホールだ。母オーバーザウォールも、福島記念を制した、現地競馬仕様の平坦巧者だったが、息子はさらにその度合いが高い。得意のコースを念頭に、天栄で立て直しをはかり、トレセンでの乗り込みも緻密で入念。降級の1000万なら、57キロでも格上主力。戸崎の腕に頼る部分も大きいが、2600mの長丁場で、一変の先行策をチョイスすれば、アドマイヤカーリンは潮目が変わる。エーシングングンも、気をそらさず積極策に打って出れば、まだ伸びしろのある、味のあるステイヤーだ。近走の戦績だけを見ると、当然スーサングレートにも重い印を打たなくてはいけない。ただ、夏場急に、体調を崩す時がある(イレ込みや体重を要チェック)。マイネルテンクウも、前走の時計だけ走れば単式圏。

　福島芝2600mという条件のレースは2003年以降の10年強で101レース行われている。その101レースにおける「リーディングサイアー」はというと、これがステイゴールド。(10.2.4.29)だから、およそ10レースに1レースを勝ってきた感情。2位キングカメハメハが(4.3.1.14)、3位マヤノトップガン(4.2.3.21)と比べても優秀だ。このあとはオペラハウス、ダンスインザダーク、サッカーボーイと続き、2600mという距離以上にステイヤー色の強いコースであることが伺える。

　今回はステイゴールド産駒が2頭いるが、ハンデが重くても◎フェデラルホールを中心に取りたい。1000万条件はかつて一発でクリアした条件。準オープンでも極端に力負けしたわけではないし、降級して血統的に合うコースなら、トップハンデでも勝ち切れる。同じステイゴールド産駒○マイネルリヒトなどへ馬単1着流しで。

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