今週から新潟競馬場での開催が始まりますが、各条件における調教適性の傾向は、実際に競馬が始まってみないと分からない、なんてことがあります。特に新潟芝、直線1000mは「外枠が有利」という、2012年夏以前の傾向が完全に崩れました。ただ、調教適性に関しては「坂路調教馬が有利」と変わっていません。
2012年の新潟夏開催が終了した時点で、1年後に見れる資料として、その開催の傾向を、いつも使っている出馬表と一緒にファイリングしておきました。そこに『2013年へのメモ』というものがありますが、直線競馬に関して、記しているのがこんなこと。
・直線競馬は『坂路』が断然
・理想は美浦坂路で終い最速ラップ
・直線競馬未経験を狙うのが理想
これは開催通じての傾向から、自分がコメントとしてまとめたものなので、個別のレース、昨年の
閃光特別がどうだったのか、出馬表を調べてみると、
1着
フリートアロー(7番人気)
標準坂路/15.3、13.3、12.7、12.1/直線競馬初めて
2着
スターゲイジング(2番人気)
標準少め坂路/13.5、13.0、12.4、12.1/直線競馬[0-0-1-0]
馬名の下に列記したのは、調教タイプ/最終追い切り美浦坂路でのラップ/直線競馬経験ですが、1着馬は上記のコメントをすべて満たしています。また、2着馬も終い最速ラップになっており、今年もこれらを重視すべきでしょう。
◎
モエレマリーアは、標準少め坂路/14.0、13.3、12.6、12.3/直線競馬初めて、と条件をすべて満たしています。また、昨年と馬場傾向に変化がなければ、最内枠もマイナスにはならないでしょう。
1.
モエレマリーア
今回:標準坂路
前回:標準少め坂路
2.
ヒダカタイザン
今回:標準併用
前回:軽目坂路主体
3.
ビレッジトレンディ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:馬ナリ平均坂路
4.
アイアムネフライト
今回:馬ナリ平均坂路
前回:軽目坂路
5.
デイブレイク
今回:標準少めトラック
前回:軽目トラック
6.
アイサレジョウズ
今回:軽目トラック
前回:標準少めトラック
7.
モーニングムーン
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路
8.
スターゲイジング
今回:軽目トラック
前回:標準少めトラック
9.
シンボリゾンネ
今回:標準坂路
前回:標準坂路
10.
レッツマンボウ
今回:連闘
前回:急仕上げ坂路
11.
ビーナストリック
今回:馬ナリ平均坂路
前回:馬ナリ平均併用
12.
フォレストピア
今回:地方
前回:標準多めトラック
13.
ギフテッドスマイル
今回:標準トラック主体
前回:標準少めトラック
14.
ファイヤーヒース
今回:軽目坂路
前回:標準少め併用
15.
パシオンルージュ
今回:軽目トラック
前回:馬ナリ平均トラック
16.
ファンアットコート
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準坂路主体
17.
ミヤコライジング
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準少めトラック
18.
シンワクイーン
今回:軽目坂路
前回:軽目坂路