【新潟OPでフリーク】
トウショウフリークは、ダート界の頂上近くに君臨する、
エスポワールシチーや
ローマンレジェンドを相手に、オープンで2着連対がある実力馬。昨夏は
ジュライS2着、56キロを背負って
関越Sを逃げ切り。オープン特別なら力は一枚上だ。ちなみに前回の
平安Sは1000m通過タイムが1分0秒8-1800m通過・1分50秒8という、息の入りにくい平均ペース。早めに勝ち馬に迫られ7着と失速したものの、0秒8差なら巻き返し圏内。前走後の調教も三日を開けず坂路コースで丹念に時計を積み重ねてきた。相手本線は
オースミイチバン。3歳時は大井のJDDを4着した好素材。ダイオライト記念では、交流GI・2勝馬
ハタノヴァンクールを封じ込めた星もある。ただ、前走の
ジュライSを見ると、先手を奪えないとスピードの乗りが今一つ。同脚質の本命馬との兼ね合いが微妙になってくる。先手争いとハンデ差を突いて、
ジュライS4着の
グリッターウイングが一角崩し。新潟ダートは[0-2-1-0]と、コース実績も十分。
チョイワルグランパも函館のオープン特別で好戦。53キロなら思い切った先行流れ込みも十分考えられる。
サンディエゴシチーは、走法的にダートは問題ないが、1ハロン長い1800mを、戸崎騎手起用でどこまで補えることができるか。着順だけ見ると狙い辛いが、
スエズはオープンでモマれてきた。一連の走破タイムはメンバー弱化で浮上ありを示している。