【上位拮抗】ダービーフィズは春はクラシック出走を狙った素質馬。前走6着も着差は僅かで自己条件なら巻き返し必至。ビームライフルは前々走で上級条件2着と底力確か。クランモンタナもクラス上位明らかで首位も狙える。インプロヴァイズは末脚しっかりでコース替りプラス。ファルスターも状態よく侮れず、サトノノブレスやトウシンイーグルなども差はなく要警戒。

【新潟の直線を待っていた】大勢が決したあとの6着とはいえ、ゴール前はグググ。ダービーフィズのラジオNIKKEI賞の末脚は、見どころいっぱいだった。もとより、2歳秋の東京2000mを2分1秒5の快記録で突破した血統馬。変に急がせることなく、終い勝負の徹し切れる新潟の2000m替りは願ってもない。スローならスローで、上がり32秒台の脚も使える馬だ。ラジオNIKKEI賞10着のインプロヴァイズも、二走前の東京1800mを33秒3で、もったまま。本命馬と同様、新潟コースは道中ストレスが少なくてすむ。サトノノブレスも、起点は昨夏の新潟。東スポ杯、若葉S、青葉賞の戦績を思えば、自己条件なら好勝負。クランモンタナ、ファルスターの古馬の地力は認めつつも、まずは3歳勢の資質に注目。

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