【東京1800m・1分46秒5】
葉牡丹賞は、折り合いを欠き、圧倒的1番人気を9着と失速した
インプロヴァイズ。成長過渡期の2歳時は、さじ加減が見え辛くm詰めて使うと、どこかで筋肉も硬直してくるし、ストレスもたまる。まさに前回は、反動がモロに出てしまったようだが、中間立て直し。東京スポーツ杯は、1分46秒5で3着。いつもの年なら、楽々勝ち負けの好記録だった。資質を信頼だ。
ヘルデンテノールは、前走の東京1800mを上がり33秒1。半兄
サンカルロより距離に融通の利くディープ産駒として、血統の確かさは証明した。先週の
共同通信杯は回避したが(
クロスボウと使い分け)、
セントポーリア使いは想定内だ。割って入れば、
エデンロック。フレンチの仔にしては、首も背中も伸びやかな牡馬で、
札幌2歳S・3着なら、ここは勝ち負け。若竹2着の
アドマイヤスピカも好調。走破タイムも1分49秒6とマズマズだが、兄の
アドマイヤテンクウと同様、跳びが大きく上がりは37秒2。同レース3着の
モンテエベレストも含め、軽い東京の芝だと、瞬発力泣きする危険性も。