11R

ユニコーンS

15:45発走 / ダ1600m (左) / 天候:曇 / 馬場:重
3回 東京 6日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(指) 別定 15頭
本賞金:3400,1400,850,510,340万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携
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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

4

1点 3000円

3連複BOX

1

4

6

7

10

13

15

35通り 各200円

東大ホースメンクラブの見解

 日曜日の東京競馬場でのメインレースは東京の3歳ダート重賞ユニコーンSです。舞台適性から総合的に予想していきたいと思います。

 本命にはサウンドトゥルーです。前走は同舞台の500万下を2着に0.5差をつけて快勝しました。前々走まで1400?以下を使ってきましたが、前走でつけた着差が過去最大で、上がりも過去最速となれば、マイルが適距離であると見ます。全7走で上がり3位以下が無い堅実な末脚も魅力です。東京ダートマイルはフレンチデピュティ産駒の十八番の舞台でもあります。

 対抗にはチャーリーブレイヴです。同舞台の前走ヒヤシンスSは、前半5ハロン60秒を切る厳しいペースの中で勝利しており、また、勝った相手も後に重賞を勝っていることから、同世代では地力上位であることをうかがわせます。鞍上も魅力です。

 3番手にはエーシンレンジャーです。前述のヒヤシンスSで、ハイペースでありながら先団から粘り込み、0.2差の4着に残したことは価値があります。内枠も味方しそうです。

 強烈な末脚を秘め、調教も抜群のベリートゥベリー、実績上位のベストウォーリア、距離短縮がいかにも奏功しそうなノウレッジ、先行してしぶといミヤジマッキーまで押さえます。

 東大ホースメンクラブ PANYA

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

7

-

12

1点 5000円

馬連

6

-

12

1点 3000円

馬連

4

-

12

1点 1000円

馬連

10

-

12

1点 1000円

望田潤の見解

 ◎サウンドリアーナはナスルーラ≒ロイヤルチャージャー5・5×5・6・6のケイムホームに対し、アウトサイダー血脈のボールドリックボンモーをもってきた配合が良いとほめてきた。

 端午Sではエーシンレンジャーをナデ斬ったが勝ち時計も優秀で、京都ダ1400mの2、3歳限定戦で1分24秒を切る時計で勝ったのは、過去5年ではレッドクラウディアティアップワイルドナムラアピアの3頭しかおらず、レッドとティアップは後に重賞を勝っている。

 ワイルドリスクの血を引くだけにカッと燃えやすい気性で、そこを巧くなだめてスパッと差しきったのはさすが好調武豊

 阪神の急坂で止まる馬だが、ナスキロ柔いストライドは今の軽い東京ダート向きだし、あの競馬ならば東京マイルでも好走は間違いない。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

13

1点 2000円

複勝

13

1点 4700円

馬連流し

13

相手

1

6

7

3通り 各400円

馬連流し

13

相手

3

4

10

3通り 各200円

3連複軸1頭流し

13

相手

1

3

4

6

7

10

15通り 各100円

井内利彰の見解

 東京ダート1600mといえば、坂路とトラックを併用して、本数多く調教されていることが非常に重要なコース。ただ、ユニコーンSに限っては、併用調教が圧倒的に有利というわけではなく、ややトラック調教に適性があるレースと言えます。

 3歳春のこの時期、タフなんだけど、時計が出やすいというダート1600m。ゴール前の瞬発力よりも、道中で追走する脚が重要になり、それがトラック調教の適性を高めているというのが、私の推測。それを顕著に示すのが、最終追い切り『CW』の成績。

 その数字は[5-0-2-14]で、単勝率24%。勝ち切る調教データですが、これに「一杯平均トラック」という調教タイプの条件を加えると、その該当馬は3頭いました。

2005年 ドンクール/2番人気3着
2009年 シルクメビウス/1番人気1着
2011年 アイアムアクトレス/3番人気1着

 すべて3番人気以内だったという付加価値はありますが、2勝を挙げていて、3頭とも馬券圏内。この3頭とは、人気順位で共通していませんが、最終追い切りがCW、調教タイプが一杯平均トラックという点で一致しているのが、◎ミヤジマッキー

 ここ2戦が東京ダートで2着、1着。1600mで負けて、1400mで勝っているから、距離適性がないと思われるかも知れません。しかし、レース内容を見ると、2走前は直線に向いてから、しっかりと手前を替えることができず、一瞬にして勝ち馬に交わされました。それが、前走はゴール手前ではありましたが、しっかりと手前を替えて、伸びています。左回りを2戦連続で使った効果が表れているのでしょう。レースの流れに乗って、直線外へ出すことができれば、力強い右手前でゴールを先頭で駆け抜けてくれるイメージです。

 ○ベストウォーリアは併せ馬で遅れている点が高い評価のできない理由ですが、その相手はジェンティルドンナ。超一流のパートナーを相手に追い切り時計は随分と速くなりましたし、追い切りで経験したことも多いと思います。

 ▲エーシンレンジャーヒヤシンスS4着時が標準多め坂路。今回は標準坂路のため、当時よりパフォーマンスを落とす可能性があります。まして、トラック調教の要素がありませんから、不安がないわけではありません。ただ、前走を使われて、確実に良化しているので、その点を重視しての評価。

 CW追いの△サマリーズは最終追いが軽すぎた点を割引。2走前に◎に勝っている△サウンドトゥルーは当然評価。1週前の追い切りで併せ先着が評価できる△ノウレッジ。そして、☆チャーリーブレイヴは陣営コメントにもあるように、中間に使いたいレースを使えなかった、追い切りのちぐはぐな点を割引ましたが、最終追い切りの動きは良かったと思います。

1.エーシンレンジャー
今回:標準坂路
前回:標準坂路

2.ショウナンダイラ
今回:標準少めトラック
前回:標準トラック

3.サマリーズ
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

4.サウンドトゥルー
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

5.タッチザターゲット
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路主体

6.ベストウォーリア
今回:標準坂路
前回:地方

7.チャーリーブレイヴ
今回:標準坂路主体
前回:標準坂路

8.ヴァンフレーシュ
今回:馬ナリ平均併用
前回:軽目坂路主体

9.クロムレック
今回:連闘
前回:馬ナリ平均トラック

10.ノウレッジ
今回:乗込トラック
前回:地方

11.コンプリートゲーム
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

12.サウンドリアーナ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:乗込坂路

13.ミヤジマッキー
今回:一杯平均トラック
前回:標準多めトラック主体

14.ケイアイレオーネ
今回:標準坂路
前回:海外

15.ベリートゥベリー
今回:馬ナリ平均坂路
前回:馬ナリ平均坂路

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

3

1点 5000円

馬連

3

-

12

1点 2000円

馬連

1

-

3

1点 1500円

馬連

3

-

14

1点 500円

馬連

3

-

10

1点 500円

馬連

3

-

6

1点 500円

山崎エリカの見解

 数少ないJRA3歳ダート重賞のひとつ。JRAの3歳ダート重賞はこのユニコーンSと夏の新潟で行われるレパードSのみのため、例年好メンバーが集います。今年も交流G2・兵庫CSを圧勝した、現時点での3歳ダート最強馬コパノリッキーこそ骨折により戦線離脱してしまいましたが、ダートでは底を見せていないチャーリーブレイヴサウンドリアーナに2歳交流重賞の勝ち馬ケイアイレオーネサマリーズなどが参戦します。

 チャーリーブレイヴはダートでは3戦3勝で前走では強豪相手にヒヤシンスS勝ち。サウンドリアーナは初ダートの前走端午Sを圧勝。ともに成績優秀で上積みも期待できそうですが、ともに差し、追い込み馬有利の展開に恵まれて勝利した面が大きいです。

 また、昨年の2歳交流重賞の勝ち馬ケイアイレオーネサマリーズは近走成績が悪いですが、近走のJRAダート出走馬と昨年の交流重賞組との力関係は、地味に地道に交流戦の指数も算出しているパワーポイント指数よると、チャーリーブレイヴサウンドリアーナの前走指数とほぼ互角です。成長合戦の2歳、3歳戦では同じくらいの指数なら、より早い時点でマークしているほうの価値があるので、◎は全日本2歳優駿の勝ち馬サマリーズとします。

 サマリーズは近2走とも芝で大敗していますが、実績のない芝でともにオーバーペースに巻き込まれたことが大敗の要因。今回は脚抜きのよい馬場、強力な先行タイプも不在のメンバー構成。全日本2歳優駿で負かした馬たちは後の羽田盃、東京ダービーの勝ち馬ということからも、今回での押し切りが濃厚です。

 〇は前走初ダートの端午Sを圧勝したサウンドリアーナ。前記したように前走は展開に恵まれた面も大きく、前が止まらぬ馬場で自ら勝ちに行くと不安もあります。しかし、ダート2戦目で慣れが見込める点を評価しました。

 ▲はヒヤシンスSの4着馬エーシンレンジャーヒヤシンスSで先行して3着に敗れたコパノリッキーがその後の兵庫CSで巻き返しVを決めたように、ヒヤシンスSは先行馬に厳しい流れ。ヒヤシンスSで差し、追い込みの好走馬がその後やや苦戦していることから考えても、勝ち馬チャーリーブレイヴよりもエーシンレンジャーを高く評価すべきです。前走の端午Sは〇サウンドリアーナの2着に敗れましたが、自ら勝ちに行く強い内容だったこと、馬場が軽ければ内枠、先行馬は有利となる点を評価しました。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

1

3

6

7

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

7

相手

1

3

6

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

3

相手

1

6

7

13

14

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】サウンドリアーナは初ダートの前走で圧倒的な末脚でV。レース振りから距離延長も問題なく連勝に期待。チャーリーブレイヴは休み明けも乗り込み順調で高い能力を発揮できる態勢。サマリーズは全勝のダートに戻って実力を出す。エーシンレンジャーも力量確かで争覇圏。ケイアイレオーネは遠征帰りも元気一杯。成長見せるミヤジマッキーベストウォーリアも雰囲気良好で要警戒。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【練磨】チャーリーブレイヴは、東京ダートを目下3連勝。1400mから1600mへと距離を延ばすと同時に時計も漸次更新。一戦ごとに末脚を練磨してきた。前走のヒヤシンスSの走破タイム・1分36秒6は、同開催の古馬準オープン・白嶺Sとわずか0秒1差。過去三年ユニコーンSの決着時計は、良馬場で1分36秒2-6。2月の時点ですでに、当該重賞勝ち負けに達している。4か月振りの実戦となるが、12日の坂路調教では、上がり1F・11秒7で登板。臨戦態勢は整った。逆転があればサウンドリアーナ端午Sは直線だけで後続を4馬身とチギる豪脚を披露。1分23秒5は同日の古馬準OPを0秒3上回る優秀さ。上がり36秒1の加速ラップをもってすれば1ハロン延長も数字的にはOK。ただ芝とはいえ、7F戦から8Fへと1F距離が延びるだけで、パタリと止まったシーンを何度も見てきた。折り合いに一抹の不安が残るぶん、慎重に対抗。一角崩しがあればノウレッジ新潟2歳S2着など芝でも実績を残しているが、配合は根っからのアメリカン。脚抜きのいい東京ダートが本来目指すべき路線ではないかと、デビュー当初から思いを描いていた。実績なら、兵庫CS2着のベストウォーリア。全日本2歳優駿の覇者サマリーズも負けていない。ベリートゥベリーの末脚も、まだ伸びしろあり。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

6

相手

7

12

2通り 各3500円

馬連流し

6

相手

1

3

4

3通り 各1000円

須田鷹雄の見解

 ユニコーンSは基本的に堅い重賞。ダートの3歳限定となると本当に強い馬の絶対数は限られるし、この時期になるとレースを重ねることでそのラインナップもだいたい見えてきてしまっている。芝路線からよほどダート適性のある馬でも出てこない限り、1着候補は3番人気以内から、連対候補は6番人気以内から選ぶのが無難だ。

 今回は前売りだと3番人気で推移しているが、1,2番人気とはさほど差が無いと思われる◎ベストウォーリアから入ってみたい、この馬が○チャーリーブレイブ、▲サウンドリアーナより良いのは、距離短縮でここへ望む形になること。▲のような距離延長タイプはこれまで成績が奮わないので、人気が集中している状況で軸にはしづらい。

 ○チャーリーブレイヴはオープン勝ちがあるのでここでは軽いシルシにしづらいが、前走は流れが向いたのも事実で、ここが本当の試金石となるだろう。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

4

6

14

12通り 各400円

3連単BOX

3

4

6

14

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

4

6

7

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

4

6

7

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎サマリーズは「ハードスパン×ミスタープロスペクター」という組み合わせ。父ハードスパンはまだキャリアの浅い種牡馬ながら、クェスティング(CCAオークス、アラバマS)、ゾーインプレッシヴ(マザーグースS)と2頭のG1ホースをはじめ多くの活躍馬を送り出している。この2頭はいずれも牝馬。そして、ハードスパン産駒で重賞を勝った6頭中5頭がミスタープロスペクターを持っている。本馬はこの両条件にあてはまり、なおかつユーアピールトゥミー(米G3アーリントンワシントンフューチュリティー2着)の半妹でもあるので血統背景は上々。潜在能力はかなり高いと思われる。このレースと相性がいいダンジグ、ミスタープロスペクター、シアトルスルーを併せ持つのもセールスポイントだ。昨年暮れの全日本2歳優駿(Jpn1・ダ1600m)は牡馬相手に3馬身差の完勝。ここ2戦は合わない芝を走らされて16、18着と敗れているが、砂に戻れば本来の実力を発揮できるはず。ポインセチア賞(500万下)を勝ったときのように無理に逃げる必要はないので、好位の馬群のなかで気楽にレースを進めれば、一発があっても不思議はない。

厳選予想 ウマい馬券