【混戦】スピルバーグは長休明け2走目の前走で勝利と底力見せた。能力は昇級でも上位で連勝に期待。アーデントは動き力強さ十分。鞍上も手が合いチャンス十分。クイーンオリーブは展開鍵もマイペースなら力発揮。ダイワズームは使われつつ上向きで力量もそん色ない。着順ほど負けてないヴィクトリースターも上位が狙え、エスカナールやマイネルグートなども差はなく要警戒。

【オニに金棒】派手なプリンシパルSの直一気から一変。神奈川新聞杯は、2番手追走の大名マークから、堂々抜け出したスピルバーグ。「オニが金棒をもったようなレースだったね」と、近しい人は言ったが、1分45秒8は、ペースこそ異なるものの、毎日王冠･府中牝馬Sの両重賞を、0秒9･2秒も上回っていた。当面の目標はクイーンオリーブ。前走の東京1800mのタイムは1分45秒6。テッポウ駈けにも良績。それを見越したかのように、調教の練度も高い。手綱を握るのは隙のない後藤だ。バッドボーイは、ローテやレースチョイスがタイト。東京への輸送が若干気がかりだが、西宮Sでヒストリカルと好戦を演じた3歳馬。ヴィクトリースター、エスカナールの古都S組も、今回あたりが狙いどころ。

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