11R

東スポ杯2歳S

15:30発走 / 芝1800m (左 C) / 天候:晴 / 馬場:良
5回 東京 5日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(指) 馬齢 15頭
本賞金:3200,1300,800,480,320万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携
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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

9

相手

1

3

4

5

7

15

6通り 各500円

馬単

9

5

1点 400円

3連複軸2頭流し
軸1

9

軸2

1

相手

3

4

5

7

10

12

15

7通り 各200円

3連単フォーメーション
1着

9

2着

1

5

相手

1

3

4

5

7

10

12

15

14通り 各200円
3連単フォーメーション
1着

9

2着

3

4

7

10

12

15

相手

1

5

12通り 各200円

東大ホースメンクラブの見解

 08年から11年までの勝ち馬がすべて後にGI戴冠を果たしているなど、超がつく出世レースの東スポ杯2歳S。今年も行方が気になる一戦です。

 過去10年のデータを振り返ってみると、新馬勝ちから挑戦したキャリア2戦目の馬が6勝と最多勝をマーク。また、前走で2着馬に0秒5以上の差をつけて勝った馬も勝率33%と優秀で、「新馬戦を楽勝した馬」がキーワードとなってきそうです。

 そのことを念頭に馬柱を見てみると、新潟の新馬戦で0秒6差の快勝劇を演じた9番サトノアラジンが浮上します。昨年のダービー馬キズナをはじめとして、いま最もホットな血統といっても過言ではない「父ディープインパクト×父Storm Cat」も魅力。満を持して、今年の本命馬としたいと思います。

 対抗は、もう1頭のディープ×Storm Catという配合をもつ、5番のラングレーを推奨します。新馬戦は最内を突いて伸びてくる、好センスの内容でした。

 3番手には、重賞2着、OP勝ちの実績を評価して1番のイスラボニータをチョイス。

 △には、7番のワンアンドオンリーと15番のリターンラルクをおさえます。前者はこちらも出世レースの萩Sで2着した実績を評価。後者については、前走の百日草特別で最後方から追い込むもあと一歩届かず。展開に左右されますが、豪脚に期待したいと思います。

東大ホースメンクラブ sonic

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

8

-

9

1点 1000円

馬連流し

8

相手

1

4

5

3通り 各3000円

望田潤の見解

 好メンバーだがG1級の傑出した存在は見当たらない…というのが筆者の見立てで、ここは岩手から殴り込んできた◎プレイアンドリアルに注目。

 ティンバーカントリー×ダンジグ×アリダー、これだけみればダート向きのパワー血統だが、そこにデュランダルが配されて、この馬は「サンデー系×ミスプロ系」の組み合わせ特有のしなやかさやトムフールのクロスの無駄のない脚捌きがオンになっていて、たしかに走りをみると系の力馬っぽさはあまり感じられない。

「サンデー系種牡馬×ティンバー牝馬」の組み合わせもシンメイフジラストインパクトマイネオーチャードと芝オープン級は出ているし、が持つ血はミスタープロスペクターにダンジグにフォールアスペンにプレイメイトにケイティーズと名血ばかり、配合的にも欧血と米血の重ね方が代々理に適っていて、オープン級の芝中距離馬が出てもなんら驚けないバックボーンはある。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

9

1点 3700円

馬連流し

9

相手

1

5

2通り 各1200円

馬連流し

9

相手

4

7

15

3通り 各300円

3連複軸1頭流し

9

相手

1

4

5

7

15

10通り 各300円

井内利彰の見解

 2010年サダムパテック(一杯平均坂路)や2011年ディープブリランテ(標準坂路)など、坂路単一調教馬の優勝もあるレースですが、どちらも1番人気。過去5年で唯一、1番人気が優勝しなかった2008年は乗込トラックのナカヤマフェスタが9番人気で優勝。調教適性でこのレースを制したという意味では「トラックで本数多い調教」ということになります。

 ◎サトノアラジンは標準多め併用ですが、毎週の追い切りがCコースでトラック。しっかりと併せ馬を行っており、1週前、レース週ともに、オープン馬を追走して先着するという、2歳馬離れした動きを見せています。この内容が池江泰寿厩舎の勝負調教にも該当。主観的に見ても、とてもキャリア1戦の馬とは思えないスケールがあり、今回の重賞挑戦でどのくらいの走りを見せてくれるか楽しみ。

1.イスラボニータ
今回:標準坂路主体
前回:標準坂路主体

2.オールステイ
今回:標準坂路
前回:乗込坂路

3.キーンソード
今回:標準坂路
前回:標準坂路主体

4.クラリティシチー
今回:標準多め併用
前回:標準併用

5.ラングレー
今回:標準坂路
前回:標準併用

6.ウインマーレライ
今回:標準少め併用
前回:標準併用

7.ワンアンドオンリー
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路主体

8.プレイアンドリアル
今回:急仕上げトラック
前回:地方

9.サトノアラジン
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め併用

10.アルテ
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

11.ケンブリッジベスト
今回:急仕上げ坂路
前回:標準坂路

12.ハイアーレート
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

13.デルカイザー
今回:乗込坂路
前回:標準多め坂路主体

14.ワールドマッチ
今回:標準坂路
前回:標準多め併用

15.リターンラルク
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

1

5

7

9

10

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

5

相手

1

7

9

10

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

1

相手

5

7

9

10

15

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】ウインマーレライは休み明けも今週の動き絶好。やや難しさあるも潜在能力高く重賞Vを期待。ラングレーはレベルの高い新馬戦を快勝。上積み十分であっさりも。いちょうS快勝のイスラボニータも活気十分でそん色ない。新馬戦を好内容で制したサトノアラジンも素質高く争覇圏。状態前走以上のリターンラルクは展開次第で浮上。ワンアンドオンリーやアルテなども差はなく要注意。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

丹下日出夫の見解

【ディープの確変】世の中を変えるのは、常に異端と異質。4クロップ目となる本年2歳のディープインパクト産駒たちのテーマは、既存のディープ産駒を超越するまさに「確変」。サトノアラジンに、その可能性はないか。新馬戦は、平坦新潟のマイル。前半1000mは1分0秒5のスロー。必然的にラスト3Fのレースラップは11秒9―10秒7―12秒1(3Fは34秒7)という、高速ラップで展開。対する自身の上がりは34秒2、勝負どころの残り2Fあたりを、推定10秒5前後で駆け抜けてはいるが、フラットコースなら、そのくらいのラップは出て当然。ただ、いつエンジンがかかったのか。あまりに完歩が大きく、始動がゆっくりのため、既存のサラブレッドでは説明しきれない(父ディープともどこか違う)、見たことのない伸びやかさで、ずいずいと加速。終わってみれば、走破タイムは1分35秒2。聞けば新馬前は、目に外傷を追い、馬場入りできなかった日が10日間もあったという。しかし今回は、重馬場のCWのチップを蹴立て、終い1Fは12秒を切る、ドトウの迫力。ちなみに先週の日曜日、坂路も12秒前半でスイスイ。坂路で動きすぎると、もしかしてマイラー?――なんて、変な不安もわいてくるが(笑)、新馬時とは明らかに異なる、地に足の着いた調教の変化やゆとりが、もう一つのギアにつながる可能性も高い。新たな歴史を作る、そんなスケールの大きな東スポ杯を所望。ラングレーも、稍重という条件下で、初陣の東京2000mを、推定11秒6―11秒1―11秒2。「鴨腹」の体型にもあるのだろうが、パドックでは、気合い乗りもひと息で余裕残し。しかし、返し馬に一歩入ると、俄然意識が高まり、実戦におけるフットワークや加速力も一気に上昇。中二週で再度東京遠征とハードローテになるが、8日の金曜日に坂路54秒2―39秒1―12秒6。そして水曜日も、ガッチリ追えた(チップの荒れた時間帯で53秒9―39秒8―13秒1なら上々)。矢作流のハード仕様にも耐えられる、あのディープブリランテを彷彿させる、硬質で頑強なるパワーを内包している。イスラボニータは、いちょうS・上がり34秒0が示す通り、稽古にも実戦にも、相撲取りでいうところの、小結から関脇へ。大関獲りに出ていくときの力士のような、重みのある、何かしら雰囲気を感じさせる動きにかわってきている。クラリティシチーにも、惑星の資格。いちょうSは、キャリアの浅さやレース展開に泣き、3着に終わったものの、首差し・背中・四肢に、力がみなぎるいい馬だ。もちろん、完成度ならウインマーレライディープインパクトマツリダゴッホという、可能性の差のぶん、△としたが、デビュー戦の上がりは33秒2。アスター賞は中山の急坂を、推定11秒6―11秒1―11秒0で登板。ディープの子供たちを相手に、クラシックを最後まで戦い切れるか。ここが正念場。コスモバルクの再来――もしくは、それ以上を噂されるプレイアンドリアルとは、果たしてどういう馬なのか。レースを見る限りでは、力が少し上へと抜ける感じで、パワー型のフットワークにも思うが、実物をパドックで。そして返し馬で検証してみたい。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

1

2着

4

7

相手

4

5

6

7

9

10

10通り 各500円
3連単フォーメーション
1着

1

2着

4

5

6

7

9

10

相手

4

7

10通り 各500円

須田鷹雄の見解

 東スポ杯は1番人気が強い重賞。過去10年の成績は(7.1.0.2)で、馬券に絡めなかった2走も4着と惜しい内容ではあった。ちなみにこの2頭はいずれも新馬勝ち直後。キャリア2戦以上の1番人気馬だとさらに信頼度は増す。

 今年の1番人気はサトノアラジンイスラボニータが争うことになりそうだが、以上の経緯から本命にしてハズレた時に悔いが残るのはサトノアラジンのほう。新馬の内容は圧巻だったが、当時の2着以下でその後走っているのはダートに転じたスザクだけ。ここは△筆頭にしておいて、◎イスラボニータのほうから入ってみる。

 さらにこのレースの傾向として、前走オープン組はそこで好走していないと話にならず、500万条件組も好内容勝ちしてくることが求められる。○▲はその基準に従って決め、馬券は◎1着固定で○▲を2,3着に置く3連単で。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
8プレイアンドリアル(4人気)
15リターンラルク(7人気)
9サトノアラジン(1人気)
10アルテ(11人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

8

9

10

15

12通り 各400円

3連単BOX

8

9

10

15

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

4

5

7

8

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

4

5

7

8

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎サトノアラジンは「ディープインパクト×ストームキャット」。これは日本ダービーキズナ桜花賞アユサン青葉賞を勝ったヒラボクディープエリザベス女王杯2着馬ラキシス、このレースにも出走するラングレーなどと同じ組み合わせ。本馬はラキシスの全弟にあたり、母マジックストームはモンマスオークス(米G2・ダ9f)を勝った実績がある。「ディープ×キャット」は直線の長いコースや外回りコースに向いており、東京芝1800mでは連対率50%。走るフォームを見るとトビが大きくいかにも東京コースに向きそうなタイプだ。追い出されてからのアクションが素晴らしく、2歳馬離れした迫力を感じる。新潟で新馬戦を勝った当時と比べて明らかに馬が成長している。追えば追うほど伸びるタイプだと思われるので、東京コースで崩れるシーンは考えづらい。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 前週の京王杯2歳Sが寂しいメンバーだったのとは対照的に、将来を期待される素質馬が多数集まりました。過去の勝ち馬を見ても、ローズキングダムサダムパテックディープブリランテとのちのG1馬の名前がずらりと並びます。2歳重賞屈指の出世レースといえるでしょう。今挙げた3頭がいずれも新馬や未勝利戦からの臨戦だったことからわかるように、素質が高ければキャリアは少なくても問題ありません。将来のスターホースを探し出すレースです。

 サトノアラジンは新潟で新馬を勝って以来の臨戦。八分程度の仕上がりだったのにもかかわらず追ったところのなしの圧勝で、只者ではないところを強烈にアピールしました。3ヶ月ぶりの一戦になりますが、久々の不安よりもどれだけ成長しているかという楽しみのほうが先に来ます。待望の復帰戦です。

 ウインマーレライは前走のアスター賞を勝って3戦2勝。それよりも東京の新馬戦で2着に追い込んだときに見せた脚が印象的でした。そのとき敗れたマイネルフロストコスモス賞の勝ち馬ですから、この馬もOPで恥ずかしくない競馬ができるだけの能力を持っています。

 イスラボニータ新潟2歳Sを2着したあと、いちょうSをきっちり勝ってここに臨みます。新潟2歳Sを勝ったハープスターは噂の素質馬ですし、土が付いたとはいえこの馬もG1級である可能性は否定できません。ゲートも上達していますし、コース経験があるのも強みです。

 ラングレーは天皇賞当日の新馬戦の勝ち馬。スローペースだったため着差はわずかですが、評判馬揃いの一戦を勝ち切った瞬発力はここでも警戒が必要です。ハイアーレート札幌2歳Sの3着馬。いちょうSは切れ味勝負になって敗れましたが、先行力があるので展開次第では食い込む余地は残されています。オールステイは強行軍が祟って野路菊Sを6着に敗れましたが、レコードになるような厳しい展開を引っ張ったものでやむを得ない敗戦でした。マークが薄くなれば残り目も考えられます。プレイアンドリアルはホッカイドウ競馬所属ですが、ここまで圧勝続きで2戦2勝。コスモバルクの再来とも謳われる素質馬です。芝は前走で克服済みで、中央の流れに対応できればあっさり勝つようなことがあっても驚けません。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

厳選予想 ウマい馬券