【印象ガラリ】[2002]で春シーズンを終えた
リグヴェーダ。知っての通り、母は
ニキーヤ、兄は
ゴールドアリュールに
ゴールスキーと、追分Fの根幹をなす良血。ただ、一族に共通の気性の難しさ--そう同馬も、左右違う位置から見ると、まるで印象の変わる、目つきの怪しい危うさを抱えてもいるし、復帰戦の近江特別ではクロスバンドを装着するなど装備も工夫してきた。
伸びひと息の前走は、そうした気性的なものと無関係ではない。もちろん、休み明けもあったろう。広々とした東京、クセ馬を御すことに長けたウィ
リアムズというエッセンスを加味すれば、大幅前進を期待していい。
当面の目標は
カムフィー。
精進湖特別は、ガツンとハミをくわえ、折り合いを欠いての2着。力の在り処は確認できた。
ソルレヴァンテの、一連の500万時の走破タイムは、いずれもひとクラス上のモノ。ここは単騎逃げが濃厚。ハマれば単。逆にムーアの
シャドウパーティー、
ゴールドブライアンは、展開の味方が欲しい。