【ポテンシャルを再考】
毎日王冠は、脚元を気遣って遠慮気味に中団まま。10着に敗れた
サンライズプリンスだが、パドックを見て、次走は重い印を打つ-馬体や身のこなしに、自分なりの復調を感じ、
ディセンバーS◎で勝負に出たが、道中は10?11番手。4コーナーで外に振られ、大外に持ち出すしかなかったが、もっとタイトな競馬は考えられなかったか…。なんて、消化不良の8着とはいえ、坂上から、グイとひと伸び。馬は予想通りよくなっている。ひも解けば、ニュージーランドTを、1分32秒9という、仰天の時計で勝ち上がったGI級マイラー。その途方もない勝ち時計がアダとなり、NHKマイルは4着に失速。2年4か月もの長期休養を余儀なくされ、スポイルされた面も多々あるだろうが、ポテンシャルはGI。松岡から柴田善への乗り替りとなるが、柴田善は、中山は馬任せの先行策重視。「サン
ライズ」との結びつきも深い。当面の目標は
ミトラ。二走前の
紅葉Sは1分32秒7。一週前の
富士Sが1分32秒4とあれば、OPにも壁はないと判断。オーロC2着で、現級に目途を立てた。ここ二戦が案外だが、
フレールジャックは、
ベリー起用で単穴に。
シルクアーネストも、朝日CCは1800mのぶん、最後止まってしまったが、
キャピタルSは1分32秒3の2着だった。終い一手だが、
オメガハートランドも、53キロなら牡馬相手でも切れ負けはない。
オセアニアボスも、ブリンカー着用で、生き返った。