【ラップはOP】
ダービーフィズは、東京2000mを、2歳レコードに0秒2差の2分1秒5で、未勝利を快勝。新馬戦も、1分52秒6と走破タイムは平凡ながら、11秒8-10秒9-11秒7(3Fは34秒4)というレースの上がりに対し、自身のソレは33秒0。2着の中にOP級のポテンシャルを示していた。ま、東スポ杯は、秋三戦、中二週。若干の蓄積疲労もあったろうし(ストレスのたまりやすい血統)、将来を見越し、意識的に中団前での競馬。ガス欠気味の10着に失速したが、リフレッシュを図っての今季緒戦。逃げ・先行天下の中山1800mは、確かにやっかいだが、スローペース云々を抜きに、外一気で決められる能力の持ち主。二の筆頭は、
ケイティープライド。デビュー戦は、余力残しで1分36秒8。暮れの阪神は、時計一つかかるパワー馬場だけに、時計的にも上々。ソツのないレース運びは、コーナー4つの中山1800mにピタリと符合。
アドマイヤスピカは、前走時計は2分4秒4(上りは35秒1)。将来性はさておき、本命馬と同じ追い込み型でも、時計的根拠が希薄。伏兵は、ブリンカーを装着して臨む
オリバーバローズ。
サンバジーリオは、そのオリバーと福島2000mでレコード争いを演じている。