11R

AJCC

15:35発走 / 芝2200m (右 外 C) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 中山 7日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)[指] 別定 12頭
本賞金:6000,2400,1500,900,600万円
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 井崎脩五郎の予想

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予想印
1サトノアポロ(4人気)
3ダノンバラード(3人気)
4アドマイヤラクティ(2人気)
9ルルーシュ(1人気)

井崎脩五郎の見解

・前走菊花賞組をのぞく、中9週以上の間隔で出走する馬
※中山過去10年[0-0-0-21]
●2012年該当馬→サンテミリオン(4着)、トーセンレーヴ(5着)、アブソリュート(6着)、ヒカルカザブエ(9着)、リッツィースター(10着)
○2013年該当馬→トランスワープゲシュタルトネコパンチ

・前走、重賞以外に出走して2着以下だった馬
※中山過去10年[0-0-2-27]
●2012年該当馬→ツクバホクトオー(8着)、ヒカルカザブエ(9着)
○2013年該当馬→マカニビスティーマルカボルト

・今回斤量増となる、前走G1以外に出走して6着以下だった馬
※中山過去10年[0-0-2-27]
●2012年該当馬→アブソリュート(6着)、ツクバホクトオー(8着)、ヒカルカザブエ(9着)、ミステリアスライト(11着)
○2013年該当馬→トップカミング

・9歳以上馬
※中山過去10年[0-0-0-8]
●2012年該当馬→ネヴァブション(7着)
○2013年該当馬→シンゲン

・牝馬
※中山過去10年[0-0-0-4]
●2012年該当馬→サンテミリオン(4着)
○2013年該当馬→サンテミリオン

2012年残った馬→ルーラーシップナカヤマナイトゲシュタルト

【2012年結果】
1着:ルーラーシップ(○)
2着:ナカヤマナイト(○)
3着:ゲシュタルト(○)

2012年残った馬→サトノアポロダノンバラードアドマイヤラクティルルーシュ

2013年上半期[星取り表]:●◎

井崎:有言実行! 先週「近日中に悪くない配当を的中できる」と言ったとおり、日経新春杯がズバ当たり。懸念してた7頭残しも、結果的にまったく問題なかったな。

須田:年明け早々から万馬券的中は確かにお見事ですが、そこまでドヤ顔して言わなくてもいいじゃないですか(笑)。鼻の穴、ものすごく広がってますよ?

井崎:普段、須田クンからさんざんコケにされてるからなあ。万馬券が当たったときに鼻息が荒くなるくらいは許してほしいものだよ(笑)。

須田:この調子で当て続けていただけば、ボクもひたすら褒め称えるダケで済むんですけどねえ。さて、今週はアメリカJCCがお題レース。12頭と少頭数ですが、自信のほどは?

井崎:う?ん、頭数のわりに難解な印象だけど、ナカヤマナイトの回避でだいぶ買いやすくなったよな。ここは先週とは違って、絞ってキッチリ当てたいところだね。

須田:センセイって、当てた直後だけは妙に自信たっぷりなんですよねえ……。では内容を順番に見ていきますが、筆頭が休養明け馬の消去ネタ。コレ、確かに来ないですよね。

井崎:そうなんだよ、なぜか菊花賞後に短期休養を挟んだ4歳馬しか来ない。で、今年はこのパターンでの出走馬が1頭もいないから「休養明け=消し」となるワケだ。

須田:とはいえ、ゲシュタルトは昨年の3着馬。ここに入ると実績上位で、中山の芝中距離も最適条件だと思えるんですが、それでもやっぱり厳しいですかね?

井崎:う?ん、楽ではないのは事実だよな。休養明けでソコソコ人気に推された馬もいるけど、過去10年で1頭も馬券に絡めていないっていうのは、やっぱり大きいと思うぞ。

須田:そして、二番目の消去ネタではマカニビスティーマルカボルトが脱落。さらにトップカミングシンゲンサンテミリオンが消されて、4頭残しとなりました。

井崎:これで大丈夫だとは思うんだけど、かなりトリガミが怖いラインナップになっちゃったよなあ。だからといってルルーシュを蹴飛ばすのはどうかと思うし、悩ましいね。

須田:おそらくコレ、1番人気?3番人気がキッチリ含まれますからねえ。ギリギリ浮くかガミるかの境界線上って気がしますが……このまま行きます?

井崎:3頭残しでの惜しいハズレは、中山金杯でやったばっかりだしなあ(笑)。これ以上絞ってもリスクが大きくなるだけだろうし、コレでいいんじゃないかな。

須田:では、今週はこの4頭で。年明けからの好調なリズムを崩してしまわないよう、ここでも的中、そして白星を期待したいところですな。
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予想印
9ルルーシュ(1人気)
5トランスワープ(5人気)
4アドマイヤラクティ(2人気)
6ゲシュタルト(8人気)
1サトノアポロ(4人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

9

1点 200円

馬連

5

-

9

1点 1000円

馬単フォーメーション
1着

5

9

2着

1

4

5

6

9

相手
8通り 各500円
3連単フォーメーション
1着

5

9

2着

1

4

5

6

9

相手

1

4

5

6

9

24通り 各200円

東大ホースメンクラブの見解

 本命はルルーシュ。レコード勝ちから挑んだ久々の重賞、オールカマーでは4着と負けてしまいましたが、その次のアルゼンチン共和国杯ではしっかりと勝ちきり、ようやく自分の本当の実力を発揮し始めました。メンバー的にも大きくこけることはまずないでしょう。

 対抗はトランスワープ。この馬も前走の天皇賞・秋で大敗を喫しています。しかし、その前は重賞で2連勝しており、見捨てるにはまだ早いです。高齢馬ですがまだまだ活躍を期待できるはずです。

 3番手評価はアドマイヤラクティ。前走は初重賞で3着と健闘しました。内田騎手とのコンビで中山のこの距離のレースを勝ったこともあり、好条件が揃っています。

 4番手評価はサトノアポロ。最内枠に入ることができました。重賞は初挑戦ですが、ぐんぐん力をつけている今なら、好レースが期待できるでしょう。

 最後にゲシュタルトの名前も挙げておきます。去年のこのレースで3着に入っており、最近の成績が悪くても無印は危険そうです。

東大ホースメンクラブ おにぎり

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

3

相手

1

9

2通り 各2500円

馬連流し

3

相手

4

5

2通り 各2000円

馬連流し

3

相手

2

11

2通り 各500円

山崎エリカの見解

 メジロブライトスペシャルウィークなど数々の名馬がこのAJCCステップに、春の天皇賞を勝利しました。近年はここから天皇賞(春)の路線へ向かう馬が少ないのですが、天皇賞(春)へ繋がるほど、中山芝2200mは坂のアップダウンが激しいトリッキーなコースだということです。特にこの時期に行われる中山芝2200mは秋のオールカマーとは異なり時計も掛かるので、なおさら底力が問われるのです。

 ◎は皐月賞3着の実績馬で、古馬になってからは昨冬の日経新春杯で2着などを含めて、安定した走りを見せているダノンバラードを推します。前走の金鯱賞は逃げがタブーとも言える中京コースで逃げたために、レースが厳しくなって8着に敗れました。逃げたことのないダノンバラードにとっては、字面のペース以上に苦しかったことでしょう。しかし、前走で逃げたことでスタミナ面が強化され、中山芝2200mがこなしやすくなりました。折り合う競馬で2、3走前を見直します。

 ○は前々走アルゼンチン共和国杯の走りは、G1でも通用レベルのものを感じたルルーシュ。前走の有馬記念は後方待機のゴールドシップを意識した先行馬総崩れの流れで、8着敗退もしかたのない結果といえます。問題点があるとするならば、有馬記念に目標をある程度置いていたはずで、上積みがあるかどうかということです。

 ▲は前走で中山芝2200mのクリスマスCを勝利したサトノアポロ。レースの上がり3Fが37秒2も掛かる消耗戦を先行策で押し切ったあたりに、同馬の成長力を感じます。上昇度では一番と言える馬です。

 高橋学の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

4

1点 2000円

馬連

9

-

10

1点 2000円

馬連

1

-

9

1点 1000円

馬連

5

-

9

1点 1000円

馬単

9

3

1点 1000円

馬単

3

9

1点 1000円

馬単

9

4

1点 1000円

馬単

4

9

1点 1000円

高橋学の見解

 距離が2500mから2200mに短縮されたS60年以降(※S59年は降雪の影響で芝2200mからダート1800mに変更)の28年間から、■消える馬をチェック。なお、H8・14年は代替東京開催。

ゲシュタルト…キャリア20戦以上馬のうち、前走GIII以下芝良・稍重、斤量57キロ以下で0秒6以上敗退は[0-0-3-46]、変わり身の期待薄。

サンテミリオン…前走が前年12月以降のGII以下戦、斤量57キロ以下で10着以下大敗だった馬は[0-0-3-33]、年をまたいでのせわしない日程で立て直しは微妙。

シンゲン…前2走ともGII以下戦、斤量58キロ以下で着順掲示板を外す6着以下だった不振続きの馬は[0-0-0-56]、年齢的にも復調の目なし。

トップカミング…前2走ともGIII以下の2000m以下芝、斤量56キロ以下で敗退のうえに斤量増加となった馬は[0-0-2-32]、下級条件からの浮上は厳しい。

ネコパンチ…キャリア40戦以上馬は[0-0-2-26]、OP以上戦での連対2回は、斤量56キロ以下時で、今回57キロ。爪の不安が解消されたとはいっても斤量微妙。

マカニビスティー…前走非重賞戦で0秒2(約1馬身)以上敗退は[0-0-3-42]、また、芝5勝以下馬のうち、右芝(H8・14年東京は左芝)で3勝以下かつ着外(4着以下)が10回以上もある馬は、前3走内に前年10月以降のGI戦で連対歴がある馬を除き[0-0-2-24]、前走&右芝実績からも狙い目立たず。

有馬記念組…S60年以降の28年間で前走GI有馬記念出走組(※有馬組不出走の年が5回あり)は、1着13頭、2着9頭の好結果を残しているが、このうち有馬記念で1秒以上の完敗だった馬が9頭も連対しており、この9頭のうち6頭が、2?3走前(前年10月以降)に重賞戦3着内or非重賞戦1着の好走歴を持っていた点に注目したい。

 ◎ルルーシュ、有馬は1秒5差8着と完敗だったが、2走前にGIIアルゼンチンで0秒2差快勝(2着馬ムスカテールが先週のGII日経新春杯2着)なら、ナカヤマナイトの回避もあり、前走にこだわることなく巻き返し充分。

 三田明太の予想

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予想印
2マカニビスティー(12人気)
4アドマイヤラクティ(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

2

1点 5800円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

4

相手

1

3

5

6

9

10

11

42通り 各100円

三田明太の見解

 中山の2200mはコース形態からスローの上がり勝負になりにくく、中盤が緩んでも残り4Fからの持久力勝負になるのが特徴。また、昨年12月からの中山開催は例年以上にタフな馬場状態で、指数的にスタミナ色の強いタイプの台頭が目立つ。実質的に開催最終日の馬場だけに、指数的にはスタミナ指向のタイプを狙い撃ちしたい。

 本命はマカニビスティー。2走前がダートのOP特別・3着、前走が万葉S・14着と、芝未勝利の実績通りに格下であることは間違いないが、淀みない流れになった昨年の日経新春杯(8番人気3着)で自己最高の「119」をマークしているように、タフな流れであれば芝でもノーチャンスではない。芝で2回マークしている110台の指数は、今回と同じ3000m以上からの距離短縮ローテで、特に今年の中山は例年以上にタフな馬場状態だけに、ダート実績の馬力が好転すると読む。

 相手は指数的にスタミナ指向が強いアドマイヤラクティ

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

3

4

5

6

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

4

相手

1

3

5

6

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

3

相手

1

4

5

6

10

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】ルルーシュは成長途上。前走も先行勢の中では粘っており中山でも力は発揮できる。前走レベル高かったアドマイヤラクティも力をつけており重賞タイトル目前。前走展開厳しかったダノンバラードは底力上位。トランスワープは一息入れて好気配。サトノアポロは条件良好。ゲシュタルトも侮れない力の持ち主で、マルカボルトにも注意を払いたい。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【時計の証明】GIIに戻ればルルーシュの力量上位。前走の有馬記念は、常に先行勢を視野に入れ、よどみのない平均ラップを力で押す、勝ちを意識した強気の競馬。結果8着に沈みはしたが、GIにおける、あの激闘の経験は、百戦のキャリアに勝る。二走前のアルゼンチン共和国杯を2分29秒9のレースレコードで突破しているが、過去十年の同レース優勝馬は、2分30秒台で勝った4頭のうち3頭が一年以内にGIを制覇。時計的裏付けは、もはや十分。ナカヤマナイト回避で、さらに相手関係にも恵まれた。AJCCを、本年の飛躍の起点としたい。相手本線はアドマイヤラクティ金鯱賞は追い込みのききにくいスローペース。内外のコース取りが明暗を分け、0秒2差の3着に惜敗したが、勝ち馬は次走の有馬記念を2着に入線。重賞奪取が目前に迫ってきた。中山は2戦2勝、坂のあるコースも厭わない。トランスワープは昨夏の函館記念新潟記念を連勝。天皇賞は、さすがにGI。ブービー負けを喫したけれど、使い詰めの疲れも残っていたように思う。リフレッシュ効果で体調は旧に復している。GIIなら巻き返し十分。サトノアポロの前走は、蛯名が工夫をこらし、いつもより前目で、自力で動いての勝利。レース内容に進境がうかがえる。ダノンバラードは、昨年の日経新春杯2着馬。アンドロメダSでは対抗馬を0秒4差に封じ込めている。右回りに替われば一変十分。マルカボルトアンドロメダSで0秒4差と、勘定的には差はわずか。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
9ルルーシュ(1人気)
5トランスワープ(5人気)
1サトノアポロ(4人気)
3ダノンバラード(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

3

5

9

12通り 各400円

3連単BOX

1

3

5

9

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

1

4

9

2着

1

3

4

5

6

9

10

相手

1

3

4

5

6

9

10

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

 ◎アドマイヤラクティは、直結コースの中山芝2000mと同コースの中山芝2200mにて条件戦を勝ち、中山芝コースは2戦2勝。アメリカJCCが施行される中山芝2200mは、中山の芝1800から2500mのすべてが直結コースになる。そのため、中山を得意とする馬に有利なコースといえる。そこで中山実績のある馬が狙い目となる。

 ▲サトノアポロは、中山芝1800mにて未勝利、中山芝2000mで習志野特別(1000万下)、中山芝2200mでクリスマスカップ(1600万下)を勝ち、中山芝コースを3勝している。また、直結+同コース両方の勝ち馬にもなるため、コース適性は高い。重賞初出走だが、適性の高さを活かした大駆けを警戒する。

 △マルカボルトも中山実績を持っているのでマークする。4走前に中山芝2000mのレインボーS(1600万下)を勝ち、前走にて中山芝1800mのディセンバーS(OPEN)を連対した。昨年はディセンバーSの勝ち馬がAJCCを連対したので、このローテには注目したい。

厳選予想 ウマい馬券